9:38PM ひっくり返りそうな暑さの中、カジュアル・ベイカンシーを読むのに半日を費やす。
パグフォードという小さな田舎町で、ご近所さん、家族や友人で成り立っている狭く閉ざされたコミュニティで、日常に切り取られながら世界が回って行く話だ。小さな世界で広まる噂話から物語は始まるんだけれども、まるでタブロイド紙でも読んでるんぢゃないかしらん、と心配になりかけた頃、J.K.ローリングにしてやられたことに気付く。彼女によって、自分もこの町に傍観者の1人として、巧みに引き入れられていたってことに。ハリー・ポッターシリーズでそうであったように、彼女がまたしても様々な登場人物に、現実の生き方を見事に投影してみせたことに、ただただ感心するばかりだったりする。
もっとも、実は密かに犯罪小説的なものを期待してたんだけど、ね。この次は、「Cucckoo’s Calling]を読んでみることにしよお、そおしよお。
おわり
あおむし
4:45PM カジュアル・ベイカンシーを読み終えたので、2週間ほど前の洋書セールでダン・ブラウンやジェフリー・ディーバー、シーナ・アイエンガーと、もちろん、ロバート・ガルブレイスの間で散々迷った挙句に購入した、「自分を変える教室」を読み始められそうだ。
と思ったんだけれども、よう考えたらあの本もハードカバーだったのヨね。カードカバーでずっしり重かったカジュアル・ベイカンシーを、ようやく図書館に返却できるとホッとしてたのに。持ち歩くのに負担にならないし値段も安いので、洋書はすべてペーパーバックを購入することにしているんだけれども、ケリー・マクゴニガルがどんなびっくりなコツを披露しているのか気になって気になって、ついハードカバーを買ってしまったんだ。がびーん。
もしかして、シーナ・アイエンガーの「選択の科学」を先に買った方がよかったかしらん?
おわり
あおむし
1:33PM 「自分を変える教室」(原題を直訳すると、「意志の本能」になるんだけど)の最初の章を読み終えたとこだけど、今のところ大変興味深い内容となっとります。やらなければならないことを明日に先延ばししたり、ダイエットの禁を破ってケーキを食べてしまったりする時、その決断を下すのに脳のどこの部分がどんな風に働いているか、てなことを例を交えながら分かり易く解説してくれていたりする。
己の地に落ちた生活を改善すべく、ケリー・マクゴニガル先生の有難い助言の下に、10週間かけて自分の意志に挑戦し、それを鍛えてみることにしよう。2か月半後には、夜行性生活という悪癖を清く洗い流され、早起きするお利口さんへと変身を遂げた「新しい自分」に、生まれ変わっていることだろう。
1つだけちょっと気になってることがあるんだが。もしこの本を読んでいたなら、ブリジット・ジョーンズは一体なんて言っていただろう?
おわり
あおむし
5:01PM 再生への最初の一歩は、この本の中で「意志の実験(直訳)」と呼ばれるものをやり遂げることなんだな。やることは2つ。まずは、少なくとも丸1日の間自分を観察し、目標に関連したすべての決断に気付くこと。2つ目は、脳ミソを鍛えるために、毎日5分間瞑想をすることだ。
目標は夜更かしをやめて、毎朝7時かそれおより早く起きることなので、「夜更かしをする」と「7時に起きる」という動作に関連した決断を思い起こしてみたんだけど...。テレビを見てしまったというか、見る決断をしてしまった、ことぐらいしか思い出せないんだ。
なんか、さっきから「決断」て言葉を多用してないか?何回使ったかな?
おわり
あおむし
2:21PM いつも通勤に使う電車が、落雷による停電でかなりの遅れが出た。
昨日の夜辺りから天気が悪いのは分かってたけど。寝ている間にも、窓に叩きつける雨の音や、どれも住んでいる所から結構近くに落ちたんぢゃないかと思われる雷の音に、何回も起こされたし。
ただ、50分もの遅れが出てるとは、予想だにしてなかった。寝不足で遅れそうな時は、特に。
結果として、10分遅刻するはめになってしまったヨ。
おわり
あおむし
2:21PM いつも通勤に使う電車が、落雷による停電でかなりの遅れが出た。
3:40PM 本日のニュースの中にこんなのがあった。25歳の会社員の男性が、北九州から自宅のある仙台まで1400キロを11日間で歩いて帰ったんだそうだ。なんでも、北九州で開かれたカードゲームの全国大会に出場した後、財布と携帯を奪われてしまい、しかたなく歩いて帰ったんだとか。
このニュースには、牛もおいらもビックリ。んだって、そおだろ。ちょっと計算したって、1400キロを11日で踏破するには1日当たり少なくとも120キロ歩かなきゃならん。一般的に人が歩く速度は時速3〜4キロと言われているから、それで計算すると、仮に彼がものすんごく頑張って(んまあ、まず無理だろうけど)、毎日15時間歩き続けたとしよう。それでも1日に進める距離はたった60キロだ。てことは、最低23日はかかるってことやないか。
うーん。コラだろ。もし本当に11日で移動を完了したのなら、確実になにかの乗り物には乗っているだろう。それにしても、一体何やってたんだろ、この人?つーか、なぜこんなコラなハナシをしてしまったんだろうか?
おわり
あおむし
1:58PM それは、結構デカかった。事務所の入り口から10mと離れていない歩道の端っこに、カラスの市街があるのに牛が気付いたんだ。
程なくして、作業着の上に、前と後ろにV字の蛍光テープの付いたチョッキを着たオジサンが、スクーターに乗って現れた。ってことは、誰か近所の人が役所に電話したんだね。オジサンはスクーターから降りると、新聞紙を取り出し、丁寧にカラスを新聞紙にくるんで黒いビニール袋に入れると、スクーターの荷台に袋を入れて、その場を去った。
一部始終を窓から見ていて思った。このオジサンのような仕事をする人達が、十分な対価をもらっていて欲しい、と。少なくとも、一般的なサラリーマンよりは、良い給料を払ってしかるべきなんぢゃなかろうか。何しろ、電話1本で飛んで来て、他の人がやりたがらないような仕事を引き受けてくれているのだから。
おわり
あおむし
3:57AM 決選投票はもう締め切られたんだよねぇ?結果発表まで、あとどのぐらいなんだろ?
4:12AM もうダミだ、これ以上起きてられない。ちかりた。
1:32PM うっそお、東京に決定?!なんであとほんのちびっと、歴史的な瞬間を目撃するまで起きてられなかったんだろう?ああ、なんで、なんで?
おわり
あおむし
2:56PM 牛の野郎は、東京でのオリンピック開催に反対みたいだった。ヤツが言うには、「道が混んだりするだけでいいことないぢゃん。普段の生活と比べて不便を強いられることになるかもだし、どおせチケット高過ぎて、生では見れないんだから、」なんだそうだ。とまあ、そんなことを言っていたんだ。おとついまでは、だ。
典型的だな。日本人のちょっと年の行った人達の代表である牛は、相手を傷つけてしまったり、失礼にあたらないように、きっと他の人には心の内を見せないように教えられ、育てられて来たに違いない。んだから、牛のような人達は、本心をさらけ出すのに慣れてないんだろうな。時として、表現していることと違う本心が存在することにすら、気付いてないのかもしれない。
昨日2020年の夏のオリンピック開催都市が東京に決まったことを話している時、牛の声は弾んでいた。流石の牛も、喜びと興奮を隠し切れなかったみたいだね。それを聞いて、牛も実はおいらと同じくらい、このニュースを喜び、期待を膨らませているんぢゃないかな、と推し量ってやった。
んまあ、誰かが喜んでいるのを見るのは、いつだっていいもんよ。世界中のみなさん、祝福をありがとう。みなさんの期待に応えられるよう、東京、頑張ります。
おわり
あおむし
2:51PM オリンピックと言えば、日本が初めて参加したオリンピックに出場した代表選手2名のうちの1人について、おもしろい記事をみつけたのでリンクを貼っておくヨ(英語版は、ジャパン・タイムズの記事へのリンク)。「五輪マラソンの世界最長記録は54年8ヶ月」
きっと地元のテレビ局が、視聴率稼ぎに立てた企画だったんだろうと理解しているけれど、それでもスウェーデンのオリンピック委員会の粋な計らいには敬服する。公式記録のアナウンスもおもしろいし、それを受けての金栗氏の返答も洒落が効いている。
おわり
あおむし
2:53PM めずらしく牛が提案した。2020年のオリンピックについての特集企画をこのサイトでもやらないか、と。
うん、まあ、それはいいアイディアかも知れんね、てなことで、打ち合わせはいつ始まるのか知らんと待っていたら、金曜日にする、と言うではないの。てことは、開催地が東京に決まったこの興奮とわくわくを、それまでは心に秘めておかねばならん、ちゅうことなんぢゃないかって察してみた。けど、金曜日までにその興奮とわくわくが冷めてしまいそうで、ちと怖かったりもする。なんだか周りの空気も、興奮と歓喜から週末を待たずに日常に戻りつつあるし。
おわり
あおむし
3:59PM 今年の夏、北極を覆う氷は昨年に比べ60パーセントも増加し、「近いうちにも地球寒冷化が始まり、それは21世紀半ばまで続くだろう」という科学者もいると、海外メディアは伝えているらしい。「寒冷期が『この後すぐ?』地球が寒冷化サイクルに突入した可能性」
科学者やメディアには、好きなことを言わせておけばいいサ。おいらは自分の目で見るか、肌で感じて確かめるまでは、信じないんだかんな。東京の本日の最高気温は32度だぞ。寒冷期突入なんて、誰が信じるっていうんだ?
おわり
あおむし
2:27PM 少し前、近所の小学校の子供が、お隣さんの水道の蛇口のことで何やらやり取りしている声が聞こえた。どうやら、勝手に蛇口をひねって水遊びをしていたらしい。
2人のやり取りを聞き取ろうと耳をこらしていると、女の人の声で「ねえ、ねえ、君たち。そこはよそのお家の水道じゃないの?」とたしなめるのが聞こえた。穏やかな口調ではあったけれど、彼女の声には非難の色がうかがえた。少年の1人が間髪入れずに答える。「俺じゃないよ。」んぢゃあ、誰ヨ?と思わず突っ込みたくなったが、ぐぐっと我慢。結局少年たちは、何か聞き取れないことを叫びながら家路につき、姿は見えないけど声だけ聞こえた女性も、どこかへ離れて行ってしまったようだった。
なんでか分からんが、どうにもスッキリしない。これはもしかして、あのお子様達に他人のものを勝手に触ってはいかんということを教える、絶好の機会だったんではなかろうか?もしもあの女性が、せめて疑問形で彼らに問いかけを投げかけていたら、次に同じような状況に遭遇した時にはどうふるまえばいいか、お子様達も自分たちの頭で考えたんではあるまいか?などと思ってしまった。
おわり
あおむし
3:03PM オルフェーヴルとキズナ、今年の凱旋門賞に出走予定の日本馬2頭が、いよいよ明日、それぞれの前哨戦となるレースに出走する。
オルフェーヴルは、帯同馬のブラウニー蹴られたことによる鼻の外傷性出血で、調教スケジュールの変更を余儀なくされる若干のアクシデントはあったものの、それを除けば、両馬ともこれまでのコンディションは至って順調と伝え聞く。オルフェーヴルは陣営は、去年制しているフォワ賞を、キズナはフランスの地で初めて走るレースとしてモーリス・ド・ギース賞に出走する予定だ。
本番の凱旋門賞を前に、どちらのレースも注目の一戦となろう。日本でもテレビで放送してくれればいいのになああ。どおせ台風のせいで、連休中は屋内で過ごすことになりそうだし。そういうエンターテイメンントがあってもよさそなモンだけどなあ。
おわり
あおむし
9:27PM JAXAの開発した新型ロケット、イプシロン。先月27日の打ち上げドタキャンを経て、昨日の午後、無事に打ち上げに成功したことが伝えられた。このイプシロンの画期的なところは、徹底的な省エネとコスト削減により、打ち上げにかかる費用を約38億円に抑えたことだ。これは、先代ロケットのM5にかかった費用の半分だというから、相当な予算のスリム化なんだ。
またイプシロンには、世界初となる惑星観測専用の望遠鏡が積まれていたから、もしかするとそう遠くない未来に、新たな発見をもたらしてくれるんぢゃないかって、期待してしまう。わくわくが止まらなくなってきた。
おわり
あおむし
0:14AM わくわくが止まらないどころぢゃなくなってきた。ヤクルトのバレンティンは56号と57号を立て続けに打って、世界のホームラン王、王貞治が打ち立てた記録を遂に更新。更におフランスでは、キズナがニエル賞(こないだはレース名間違ってしまった、ごみんなさい)を優勝。次はオルフェーヴルだ。
1:40AM たった今、フォワ賞のビデオを見た。こいつは、こいつは、こいつはあ!オルフェの調子が去年よりもいいという話は聞いていたけど、これは思ってた以上に良さそうだぞ。待ってろお、ロンシャン!今年はな、勝たせてもらいまっせ。
おわり
あおむし
2:54PM 2、3日前に掲載した、JAXAのロケットイプシロンの打ち上げ成功について、海外のコメントをまとめたサイトがあったので、見てみることにしよう。「海外『日本は技術の王様』イプシロン打ち上げ成功に外国人絶賛」
日本は科学技術の最先端を行く国だと思われているようだね。これは1人の日本人として嬉しいというか、光栄で、果てしなく照れてしまうんだ。けど、このプロジェクトの成功の裏には、プロジェクトメンバーのたゆまぬ努力と献身のみならず、そんなメンバーを支えた多くの方達の尽力があったんだってことを、今一度思い出しておきたい。もちろん、その中には天文宇宙ファンのみんなも含まれてるヨ。
おわり
あおむし
2:18PM 最近、ある心理学者からこんなことを学んだ。上司や同僚、友人となどとの人間関係で受けたストレス(社会的ストレス)を解消するには、スポーツをしたり、カラオケで歌ったり、おもろな映画を見て笑い倒してみたりといった、エネルギーを外に出すことが効果的なんだそうだ。一方、家族との人間関係で溜まったストレス(個人的ストレス)は、涙が止まらないような泣きの映画を見るといいらしい。こちらはタイの携帯会社が制作したテレビコマーシャルなんだそうだが、個人的ストレスにさいなまれてるおともだちなら、確実に、しかも相当そのストレスを減らしてくれるんぢゃないかって思うので、是非見てほしいんだ。「最高の倍返し。あの時のこと、ずっと忘れない。気のいい食堂のおじちゃんが教えてくれたこと。」
なんだか、2011年の東日本大震災の時に世界中の国から、多くの支援を受けたことを思い出したお。世界のみなさん、その節は、本当にありがとう。人からもらうばかりでなく、自分から与えることで誰かを幸せにできる、そんな精神を広めるのに、ほんの一役でも買えたらって願いつつリンクを貼ったヨ。
おわり
あおむし
4:20PM 今晩は十五夜。東京は、台風一過の晴天に恵まれ、どうやら月を愛でるには最高のコンディションになりそうだね。
10月の歳時記のページにも書いたけど、この時期って台風とか秋雨前線の来襲とかで、実は十五夜の晩に満月が照るのを見れる機会って、意外と少なかったりするんだ。江戸時代に記された書物によれば、10年中9年は月が見れない十五夜だったんだとか。
そんなワケだから、今晩はほんのしばらく手を止め、忙しい生活を忘れて夜空を見上げてみたらどうかって思うんだ。
おわり
あおむし
2:39PM ちょっと前までレスリングは、リオで開催されるオリンピックの競技から外されるかもしれん瀬戸際にありながら、スカッシュと野球/ソフトボールを相手にした投票で勝ち残って競技としての存続がかなったことは、割と記憶に新しいんではないかな?
その存続活動でも活躍した吉田沙保里選手が、現在ハンガリーのブダペストで開かれている世界選手権で、霊長類最強の男と謳われたカレリンの国際大会13連覇の記録を塗り替え、国際大会の連勝記録を14に伸ばしたみたいだヨ。
いやああ、すごいね。オリンピック実施競技に残るための、国際レスリング連盟での活動もしながら、どうやってこんな偉業を成し遂げたのかは分からんが、またしても彼女は有言実行をして見せた。2020年の東京オリンピックの時には37歳になってしまっているのは残念だね。あ、いや、待てヨ。彼女なら、まだ勝ってるかも知れんど。
おわり
あおむし
3:07PM ある人がAsusのノートパソコンを購入したところ、思いもよらないもの見つけたらしい。その人の話では、「新品のAsusのノートパソコンを開けてみたら、ゴミ箱に入ってる。見てみると、なんぢゃこりゃ?こんなん出て来た。」だったんだそうだ。んで、彼がゴミ箱に見つけたものがコレ。「新品のノートブックパソコンを買った。ゴミ箱に何かが入っていた。開けてみた。そこには笑顔があった。」
あらま。おいらはこんな体験はしたことないけど。きっとこの動画を投稿した人は、どうしていいか分からなかったんだね。コメントにはいくつか「俺だったら怒る」的なものもあったけれど、おいらは思わず笑ってしまったヨ。あれぐらいの年頃の少年なら、誰だってやりそうなことだし。上司の人が通路の向こうからやって来たら、慌てて席に戻る辺り、きっと慌て過ぎて試に撮影した動画を消し忘れちゃったんだね。
むしろ、あんなに若い子を働かせていて大丈夫なんだろうか?って、そっちの方が心配になってしまったりする。
おわり
あおむし
10:04PM どういうわけだか、日曜日があっという間に終わってしまった。
午後イチで墓参りに行ってから、秋のG1に向けてのトライアルレースを観戦し、結びの一番の少し前から寝落ちこいてしまったけど、大相撲を観戦し、それからなでしこジャパンがナイジェリアの女子達と戦うのを見た。その間に、デイゲームで阪神タイガーズが敗れたために、読売巨人軍のリーグ優勝が決定したりもした。見るものいっぱいあり過ぎて、ついて行けないかも。それにしても、いったい1日中何してたんだ?墓参り以外、何もできてないではないか。
おわり
あおむし
4:37PM 自動的にぷちっとテレビを点けたら、なぜだかチャンネルはNHKになっていて、画面が1台のロボットにズームインン!していた。ほお。ロボコンの世界大会ではないか。別に熱狂的なファンではなかったけれど、何度か見たことはあったので、どっこらしょ、と腰を下ろして見てみることにした。
国内大会で優勝した金沢工業大学チームは、現地に到着するやいないや予期せぬ事態に見舞われ、その後もトラブルに次ぐトラブル。運にも恵まれつつ、なんとか決勝戦まで駒を進めたが、これまで経験してきたものとはかなり状況が異なる会場のコンディションにっ苦しめられていた。んが、時間は刻々と過ぎ、満足なテストや調整もできぬまま、ギリギリの選択を迫られる中、プログラムに施した僅かな変更がどんな事態を引き起こすのか不安なまま、決勝戦でベトナムチームとの対戦に向かわなければならなかった。果たして彼らを待ち受けるのは、成功かそれとも破滅か?一方、対するベトナムチームは自信満々だった。大会の開催国として負けられないという立場の彼ら。万全の準備をしていた。最後の決戦の開始を告げるカウントダウンが始まると、緊張感はクライマックスに達した。
きっと、その緊張感に耐えられなかったんだろうな。急に、どおしてもトイレに行きたくなってしまったんだ。
おわり
あおむし
ワールドカップのペナルティキックの直前とか、野球で最終回、2アウトでランナー2、3塁の場面でバッターが粘ってる時みたいな大事な場面の時に限って、急にトイレに行きたくなるのは、一体どういうわけかね?ここまで来たら、何としてもロボコン世界大会の決勝戦、日本対ベトナムを見たくてたまらんのに、膀胱がそれを許してくれない。
待て、待て。こんな時こそ、人類の知能が生み出したハイテク機器のお世話になる時ではなかろうか?リモコンの赤い「録画」のボタンを押してから、トイレに走った。
戻って来た時には、金沢工業大学のメンバーが飛び上がって抱き合ってるシーンが映っていたが、おいらは慌てなかったど。このロボコン世界大会に出ていた優秀なエンジニアのみなさんのお陰で、決勝戦の一部始終はHDDに録画されているんだもんね。
録画を見て、とても嬉しく満ち足りた気分で眠りについた。いやあ、イイモノ見せてもらった。間違いなく今後の技術発展に貢献するであろう若いエンジニア達の奮闘ぶりを、ぜひ世界のみなさんにも見ていただけるよう、NHKがこの番組を無料で公開することを願いながら。
おわり
あおむし
2:44PM 先週の木曜日、大人気アニメ「銀の匙」の第1シーズンの放送が終了した。それ以来、後々殺して食べるために家畜を育てることについて、考えてしまった。もし自分が主人公、八軒の立場だったら、豚に名前を付けるだろうか?名付けた豚も含めて、その後豚を食せるだろうか?
さんざん、あれこれ考えて、1つの結論に達した。2、3ヵ月で食用に殺すことが分かっていながら豚を育てる立場に、もし自分がなったとしたら、それでもおいらは八軒がしたように、やっぱり豚に名前を付けると思う。なぜか?それは、自分が豚達のお陰で生きているってことを、忘れたくないからだ。息をし、動き、食べ、寝、感じることができる。それを可能にしてるのが、豚だから。豚の命で、つながれているんだ、この命。
普段はそんなことを忘れてしまうと思うのヨね。だから、時々思い出したいんだ。この命を生かしてくれる食べ物を前にした時、そのことに心から感謝できるように。ようやく、「いただきます」と「ごちそうさま」の本当の意味が分かった気がする。
おわり
あおむし
3:54PM スプリンターズステークスの枠順発表を待っている。
過去10年の結果を見て、入念に研究したところ、面白いことに気が付いた。過去10年間では、このレースを連覇した馬はいないのヨ。確かにデュランダルみたいにスプリンター、高松宮記念、マイルチャンピオンを制したとか、カレンチャンみたいにスプリンターと高松宮記念を勝った馬はいたお。けど、そんな強者スプリンターの彼らでさえ、このレースは連覇できなかったんだ。
これが何を意味するかというと、あのロードカナロアも、2着に負ける可能性が無いわけではないってことだ。
おわり
あおむし
2:13PM もう出てもいい頃だろ、と思っていたら、ようやく発表になった。スプリンターズステークスの枠順。
netkeiba.comの出馬表によれば、注目のロードカナロアは5枠9番、ライバルと目されるハクサンムーンは4枠7番。アドマイヤコジーンの息子、マジンプロスパーは8枠15番と、望みどおりの外枠を引いたみたいだね。あとはコンディション次第で、良いパフォーマンスを期待できるかもなんだ(何せ3ヵ月の休養明けなので)。
現段階では、1枠1番を引いたグランプリボスがちょっと気になっている。もしロードカナロアが2着に負けるとしたら、相手はグランプリボスかもしれない。
おわり
あおむし
2:36PM 午前中に打ち合わせを2コこなし、既にグロッキー。その準備のために、早く寝ろ、今スグ寝ろ!という脳みその指令と戦いながら、昨晩は遅くまで起きているはめになってしまった。現在取り組んでいる「自分を変える挑戦」は、(朝早く起きられるように)夜早く寝ることなんだけれども、いつもは容易いはずの夜更かしが、昨日は思いの外しんどかった。
出馬表を検討する時間も労力もまだ持てないので、今無理してやったところで、この睡眠不足の脳みそで果たして満足な予想ができるかどうかわからん。ちょっと気を緩めたら、居眠りしてしまいそうだ。ああ、もう、何を書いてるのかもよく分からなくなってきた。
マジンプロスパーの単勝オッズが37.5倍に見えるのは、もしかして朦朧とした意識のせいだろうか?もしこのオッズが本当に自分が見ているオッズだとしたら、ひかれるなあ。いっそのことグランプリボスのことはキレイすっぱい忘れて、その分を全部マジンプロスパーにブチ込むか?
おわり
あおむし
9:13PM 秋最初のG1は、3連単のアタマにグランプリボスとマジンプロスパー、2着にロードカナロア、3着にハクサンムーンとその他2、3頭の組み合わせで勝負したった。そしたら、こんなことになってもーたやないか。1着、ロードカナロア、2着にハクサンムーン、3着は誰ヨ、あんた?
ハイ、ハイ、分かりましたよ、カナロアはん。あんたが大将ぢゃ。多分もう2度と国内のレースでお目にかかることはないだろうけど、ね。
おわり
あおむし
3:23PM 朝からずっと、昨日のスプリンターズステークスで3着だった馬の馬名を思い出そうとしている。んで、ようやく記憶を回復した。そお、そお、マヤノリュウジンヨ。
予想の割と早い段階で、ヤツをブッタ切ってしまったかんな。うん、本格的なシーズンが始まる前に、ちと修正せなならんな。
んだが、いつまでも終わったレースのことを、四の五の言うてる場合ではないのである。なにせ、今週末には凱旋門賞が控えているんだからな!おいらのちっぽけな訴えを聞き入れてくれたワケではないと思うけど、どうやらフジテレビではロンシャン競馬場から生中継してくれるみたいだし。おっしゃ。
おわり
あおむし