んでも、何度も何度も丁寧にお礼言ってくれたし、感じの良さそな子で、ちょびっとだけ異文化コミュニケーションもできたし、そんでもって、ほんの少しだけでもお役に立てて、おいら嬉しかったっす。
おわり
あおむし
覚えていなければならなかったハズの大事な用を、コロッと忘れてしまう。そんな経験が、みんさんにも1度はあるんぢゃないでしょうか?
最近おいらは、そんなことがやたらと多くて、ちょいとばかし困っています...。
こないだも、こんなことがありました。
つづく...
あおむし
おいらは普段、パソコンを立ち上げる間ベランダに出て一服するのが習慣のようになっている。
前にも書いたかもしれないが、何しろ、おいらのパソコンは10年前の代物で、電源を入れるとウウウウンン、とくたびれた爺さんのようなうなり声を上げて起動する。そんでもって、完全に立ち上がるまでに暫く時間がかかるのヨ。(と言ってもたかだか2、3分程度だと思う。)
つづく...
あおむし
なので、おいらはパソコンが立ち上がるまでの間、たいがい部屋の前のベランダに出てタバコを一服吸うのが、日課のようになっている。
んだけれども、先日パソコンを立ち上げている間、いつものようにベランダでタバコを吸おうと思って...あいやああああ、それまですっかり忘れていたことを思い出したのねん...。
つづく...
あおむし
タバコだあああ。
タバコを買わなければならんかったのヨ、おいら。その日、出掛けた帰りに買って帰るハズだったのに、まるっと忘れて家まで帰って来てしまったばかりか、その数時間後にパソコンを立ち上げる間、一服しようと思う今の今まで、そのことを忘れていることさえも、すっかり忘れていたのねん。
つづく...
あおむし
何か忘れている、忘れているなあああ、とは思っていたんだけれども、今の今まで全く気が付かないとは...。しかも、タバコを出す段になって、ようやく新しいタバコのカートンを買って来るのを 忘れていたことに気が付くなんて...。
つづく...
あおむし
このパソコンのことを「くたびれた爺さんのようなうなり声を上げる」と書いたけど、これでは、「くたびれた爺さん」なのは「おいら」ではないかああああ。
はあああ、情けない。
つづく...
あおむし
別にタバコ位、近所の自販機で買ってくればイイではないか、と思われるかもしれないが、ところがどっこい、実は年代物なのはパソコンだけではなく、おいらの吸っているタバコの銘柄もかなりの年代物で、そこらの自販機では売ってなかったりするのヨ。
つづく...
あおむし
そんなワケでおいらは、たいがい決まった店でタバコをカートン(10箱入りパック、ですナ)で購入していたりするのねん。
ところが、だ。
つづく...
あおむし
2ヶ月程前だっただろうか、某ターミナル駅構内の、それまでおいらがタバコを買っていた「いきつけの」店があったスペースが、あろうことか構内改装のために塀で囲われてしまったのヨ。そんでもって、そのエリア一帯が改装されるため、タバコ屋も塀の中に囲われてしまったではないかああ。
つづく...
あおむし
それまでそこの店でタバコを購入していたおいらにとって、これは非常に困った事態である。 何しろ、おいらのタバコはそこらの自販機では買えないから、代わりの店を探すのも容易ぢゃなかったりするのヨ。
いやああ、これは、難儀なことになった、と思っていたら、改装エリアを囲っていた壁の所々に、紙切れがピラリンと貼り付けてあるのに気が付いた。
つづく...
あおむし
その張り紙によれば、改装が済んだ暁には、そのタバコを売っていた店はどこそこに移転します、てなことが書いてあった。
ほおおおお、そうか、では店そのものがなくなるワケではないのだナ。と、とりあえずは安心したおいらだった。
つづく...
あおむし
でもって、んまあ、改装中は仕方ないだろ、と上客であったおいらに迷惑をかけたことをちょびっとばかし大目に見てやることにした。
だけども、何しろターミナル駅構内にその店はあったもんだから、おいらにとっては通り道だし、非常に便利が良かったのになあああ、と残念に思っていた。
つづく...
あおむし
んで、1ヶ月程かかったろうか。
ようやく改装が終わったと思ったら、張り紙に書いてあった通り、その店はどこか別な場所に移転してしまったらしく、元の場所には全く別の店が入って営業しているではないのヨ。しかも、あの張り紙が貼られていた壁が、改装終了と共に全て撤去されてしまったせいで、張り紙も一緒になくなってしまい、一体その店がどこに移転したのかが、サッパリ分からなくなってしまったではないかあああああ。
つづく...
あおむし
いやはや、難儀である...。
改装中は、とりあえず他の店でタバコを買って凌いでいたんだけれども、他の店はワザワザ 遠回りをして買いに行かなければならなかったり、カートンで売ってくれなかったりと、何かと不便が多かったから、改装が終わるのを心待ちにしていたのに、移転先が分からんとは...。
つづく...
あおむし
確か張り紙には移転先の位置が地図で示されていたハズである。なのに、おいらと来たら、シッカリとチェックしてあったハズのその移転先の場所を、コレまた全く思い出せなかったのである...。
もしかしておいら、バカなのかしらん。
つづく...
あおむし
それが、最近になって偶然、どうもそれらしき店を発見したのヨ、おいら。
おおおお、良かった、神様はまだおいらのことを見捨てたワケではなかったのねん。ちょうど、またそろそろタバコが無くなるところだったから、今度出掛けた時の帰り道に、ここで買って帰ればイイではないかあああ、うひゃひゃ。と思っていたハズ...だったんだけど...。
つづく...
あおむし
すっかり忘れて帰って来てしまったではないかあああ...。
おいら、ほんとにバカなのかもしらん。
他人の事をバカだと笑うてる場合ではないではないのヨ、え!?モデムにルーターをつなぎに来た業者のオネーチャンに、「この画面を閉じるにはどうしたらイイの?」とトンチンカンな質問を浴びせる殿よりも、これではおいらの方が、よっぽどおバカちんではないかあああ!!
つづく...
あおむし
そう言えば、その改装が行われる前にも、そこの店でタバコを買って帰ろうと思っていたのに、改札を出る時に見かけた岸部シローに気を取られて、すっかり忘れて家まで帰って来てしまったことがあったっけ...。
つづく...
あおむし
忘れて帰って来てしまうだけでも、我ながら情けない思いに駆られるのに、その上そんなことを2度も繰り返してしまうなんて...おいら、激しく落ち込んでしまった...。
つづく...
あおむし
んでも、まあ、タバコを吸う段になってからでも、まだ思い出しただけマシか、とタメ息を1コ落として今日もキーボードを叩くおいら、2007年の春なのねん。
年を取るって、こういうことなのかしらん?
それとも、おいらがおバカちんなだけなのかしらん?
おわり
あおむし
日曜日のオークスを見事にハズしてしまった...。しかも、あまりの見事なハズしっぷりに、ヤケ酒あ〜んどヤケカラオケに行ってしまったこともあり、すっかり寝過ごしてもうた...。
まったく、何もかも上手く行かん。こんな時はただひたすら寝るに限るのねん。ぐっすり眠れば、嫌な記憶もちびっとばかし忘れられるし、翌日にはもしかしたら、何かイイことがあるかもしれんではないのヨ。
つづく...
あおむし
今日はまた新しい1日なのぢゃあ、と思って起きた月曜日、つまり一昨日だ。
???
我が家の廊下に何故かティッシュの花が咲いている...ではないかああ。なんぢゃ、コレは?
そうか、きっとネコのミケコがまたゲー吐いたに違いない。
つづく...
あおむし
汚い話で申し訳ないんだけれども、我が家の住人の1人、あ、いや、1匹、ネコのミケコは、けっこう頻繁に嘔吐する。なんでか吐くのか、その理由は未だ解明されてはいないんだけれども、もしかすると上手に毛玉を吐き出すことができないからなんではなかろうか、とおいらは考えている。
つづく...
あおむし
ところで、実は我が家のネコ、ミケコは2ヶ月程前から大病を患っている。
ちょうど4月の第1週の週末の朝、ヤツの寝床に敷いてあった毛布に血が付いていることを女王様が発見。それまでミケコはしばらく食欲がなく、その1週間はほとんど何も食べていなかったこともあり、その日の朝心配した女王様が、前の晩から徹夜でキーボードを叩いていたおいらに、「ネコを病院に連れて行くから、オマエ担げ」の命を下したのだった。
つづく...
あおむし
女王様が財布だけ持ってスタスタ歩く後ろを、メスのクセに7キロ近いおデブなネコが入ったカバンを担ぎ、身動きの取れないおいらがえっちら、おっちらと続き、動物病院に連れて行って見てもらったら、肛門線破裂と診断された...。
なんでも、ネコには脂肪腺と呼ばれる臓器?があるそうで、そこに脂肪が溜まり、飽和状態になったために肛門腺に脂肪が溢れ出し、しかもその肛門腺もいっぱいになってしまったために破裂して、更に化膿してお尻にポッカリ穴が開いてしまったんだそうだ。
つづく...
あおむし
人間で言えば、内臓破裂だ。
エライ大病なのねん。んで、動物病院の先生にも、エラく叱られた。どうしてこんなになるまで放っておいたのか、と。
ごみんなさい。
ミケコには本当にすまないことをした、と反省しとります。きっと相当痛かったハズである。んだから、ウ○コをしないように、食べる量を自分で調節してたんではないか、と先生は言ってた。
つづく...
あおむし
ミケコはそもそも捨てネコで、畑の中でみいみい鳴いていた所を、まだ目も開かない内に拾われて我が家にやって来た。と言っても、おいらが拾って来たワケぢゃないし、おいらが世話をしてるワケでもないんだけど。
ただ、そんな経緯があるので、ネコなら誰でも当たり前にできるハズの、毛玉を吐くという動作が上手くできないんではないか、とおいらはニラんでいるのヨ。
そんなことって、あるのかどうかは知らないけど。んでも、このネコが毛玉を吐く所を、おいら1回も見たことがないんだもん。
つづく...
あおむし
というワケで、庭に出てそこら辺に生えている草をムシャムシャやっては、家の中に入って来てゲーゲーやるのが、ミケコの日課のようになっているのヨ。
それにしても、なんでネコが吐くとティッシュの花が咲くのかと言うと...。
それはきっと、殿が後でその日外出していた女王様に見せるために、証拠保全をしたんではなかろうか、とおいらは思う。そのために、ミケコが廊下に点々と吐いた場所にティッシュを置いたに違いないのねん。ていうか、片付けて下さいナ...。
つづく...
あおむし
ミケコにエラい大病をさせてしまったことを深く反省したおいらは、せめてもの罪滅ぼしにと早起きをして寝不足になりながら、暫く病院に毎日ミケコを担いで通い、お陰さまでミケコは回復し、お尻にポッカリ開いた穴も無事に塞がったのねん。
よかった。
んでも、この病気は治るということはないらしく、定期的に病院に行って脂肪腺に溜まった脂肪を絞り出してもらわなければならないんだそうだ。
つづく...
あおむし
そう言えば、そろそろ病院に連れて行かねばならない時期だったなああ。ゲー吐いてたのも、もしかしてボチボチ脂肪腺がいっぱいになってきたってことのかしらん、大丈夫か?と心配してネコの寝床を覗いたったら、それまで起きていたのに、おいらが覗いたとたんにクルッとこちらに背を向けて寝に入りやがった...。
オイ、オイ、誰がオマエをまた病院まで連れてってやると思ってんだ、え?
その質問に応えはなかった...。ただ廊下からネコのいる部屋まで、点々と開いたティッシュの花だけが、5月の爽やかな風にゆらゆらと揺れていたのねん。
おわり
あおむし