オキシライド電池のみを動力源にした、有人飛行プロジェクトに成功した飛行機を見に、東京駅まで行って来た。
飛行に成功した瞬間のビデオ映像を放映していたけど、いやあああ、素晴らしかったゾ。
おいらは、このプロジェクトの関係者の方々とは、全く何のつながりもない、あかの他人だけれども、ビデオで飛行機の機体が地面を離れて、ふわりと空中に浮き上がった瞬間にはいやあああ、感動してしまったゾ、ほんとに。涙、出そうだったもの。
まあ、細かい事はウシさんのために残しといてあげよう。ウシさん、このプロジェクトには以前から興味を持っていたみたいだから、もしかしたら、いつかこのオキシライド乾電池のみを使った有人飛行プロジェクトについて、自分で何か書きたいと思うかも知れないからね。
東京駅の構内をウロウロしていたら、「東京ばな奈」のお店を発見した。
「東京ばな奈」っちゅうのは、小っちゃなケーキ状のお菓子で、フワフワのスポンジケーキ中にバナナクリームが入ってるのヨ。以前、知り合いが名古屋土産と称して持って来てくれたコトがあったのだけれども、何しろパッケージに「東京ばな奈」と書いてあるモンだから、多分、おそらく東京で手に入る物件なんだろうなあああ、とは思っていたのだけれども。そしたら、あんた、ビンゴではないか。見つけてしまったのヨ。
冷たく冷やして食べると、ウマイんだよなああ、コレ。だから、2、3時間前から冷蔵庫に冷やしてあるのだ!くふふふふふふふ。もうボチボチ、食べごろかな?むきいいいいい、うまひょおおおお!
あおむし
2、3日前、英語を話す事に自信を持てずにいる方のための、アドバイスをいくつか書いたのだけれども、その文中でおいらは「殆どの日本人は、少なくとも中学の3年間は第2外国語としての英語教育を受けている」という表現を使った。
そしたら、さっそく友人からメールで「日本の中学で習う英語は第2外国語ではないのではないか」というツッコミを入れられた。
あ、確かにそうかもしれん。
日本の中学校では、殆どの日本人にとって生まれて初めて習う外国語として、英語を習うんですな。そんでもって、高等教育つまり多くの大学であるとか、一部の高校なんかではフランス語だとかドイツ語、スペイン語、韓国語や中国語などといった、英語以外の他の外国語を習う事ができる、てなコトになっているのヨ。そして、こうした高校もしくは大学なんぞで習う事のできる外国語のコトを、日本では一般的に「第2外国語」として認識しているワケでありますな。
おいら、頭がこんがらかって来た。
んんんと、「第2外国語」っていうのは英語に直すとsecond languageてなコトになるんだけれども、コレは直訳すると多分「人間がオギャアと生まれてから2番目に習う言語」てな意味になるのヨね。というコトは、母国語を生まれて初めて習う言語として勘定すると、日本人にとって英語っちゅうのは2番目に習う言語、というコトにあいなりますわね。でも、母国語っちゅうモンは普通学校なんぞで習ったりするモンではなくて、成長に応じて自然と身に付くモンっちゅうか、誰かに特別に教えてもらわなくても喋れる言語なんではないかと思うワケなのヨ。
ところがsecond languageという表現を、人生で2番目に習う「外国語」として解釈すると、大学などで学習する事のできるフランス語だとかドイツ語、スペイン語、韓国語や中国語のような言語こそが、「第2外国語」であるというコトになる。すると、先ほどの友人のツッコミはごもっともな指摘となり、全くもって彼は正しかったというコトになる...。
おおおおお、おいら分かったゾ。つまりsecond languageではなく、foreign language(外国語)という表現を使えばよかったのだな!そうすると、冒頭で紹介した表現は「殆どの日本人は、少なくとも中学の3年間は外国語としての英語教育を受けている」となり、second languageという表現の解釈についておいらの頭もこんがらからずに済んだし、友人からツッコミを入れられるコトもなかった、というコトになる。
あ、今になってもう1つ気付いたけど、英文の方の表現がmost Japanese HAS experienced...となっていたけど、コレはmost Japanese HAVE experienced...になってないとイケナイのねん、厳密に言うと。皆さん許してちょうだいね。おいら、上手い書き手ぢゃないみたい。でも、英語を話す人達と日本語を話す人達のコミュニケーションがよりスムーズになるように、おいらがんばって日本語と英語の両方で文章を書き続けるからね。
それと、オギやん、ありがとさん。お陰で使う言葉の扱いを慎重にしなけりゃならんちゅうコトを再認識できたヨ。コレって、コミュニケーションや会話のスムーズなやり取りには欠かせない、とっても大切なコトなんぢゃあなかろうか。イイ勉強になりました。
あおむし
基本的においらは流行には興味がない。でも、タマには流れにのっかってみるのもま、いっか、と思うので、今話題のボクシングのタイトルマッチのコトを書こうと思う。
昨日、ボクシングのWBAライトフライ級のタイトルマッチが行われて、アノ亀田3兄弟の長男、興毅(こうき)がベネズエラのホアン・ランダエタを相手に世界王者の座を賭けて戦った。そんでもって、その様子はテレビでも放映された。
興毅は序盤でダウンを食らったものの、ビミョーな判定でランダエタに勝利し、その判定の結果がメディアを騒がせている。
残念ながら、おいらはこの試合の模様をテレビ観戦することが叶わなかったので、判定に関しては何も言えないけど、牛さんはジックリしっかりテレビを見ていたようで、色々と話を聞かせてもらったヨ。勝ち負けの判定よりも、ゴングが鳴るまで視聴者が1時間以上も待たされたという事実の方が、おいらはビックリだったけどね。
牛さんの話しによれば、番組自体は午後7時半から始まっていながら、実際に試合が始まったのは9時だったとか...。
つまり、また、やってもうたのね、TBS。
似たような経験を、つい1年ばかし前にしたのを、おいら、まだ覚えてるゾ。おいら、ヘルシンキで行われた世界陸上の、400mハードル(だったと思う)に出場するハズの為末大選手が登場するのを、真夜中にも関わらず根気よく待っていたのヨ。MCの人(誰とは言わないケド、事件は現場で起きている、と豪語するヒト)が、400mハードルはこの後スグ、みたいなコトを言っていたのが深夜1時頃。そんでもって睡魔と格闘しながら、実際にようやく為末選手が走る姿が見れたのは、明け方3時半か4時頃だった...。アノ時も、放送していたのは、多分おそらく、間違いなくTBSだった。
なんとか、どうにかした方がイイんじゃなかろうか、TBSはん。牛さんは、かなりお怒りのようだったゾ。え、おいら?おいらは大丈夫ヨ。だって、間違ってリモコンの6のボタンを押してしまわないように、ばってんマーク付けといたもん。
あおむし
今日は土用の丑の日。
「土用」というのは「土旺用事」の略だそうで、中国の五行説に基づいた、各季節の最後の18日もしくは19日のことを言うんだそうですな。で、「丑の日」っちゅうのは、コレまた五行説に基づいて干支を日に割り振った、12日にいっぺんやって来る日なのねん。つまり、「土用の丑の日」っていうのは各季節の最後の18日または19日の間の「土用」の内の、12日にいっぺんやって来る「丑の日」というコトになるワケだ。
ただ、日本では一般的に「土用の丑の日」と言うと、夏に訪れるこうした日のコトを指していて、今年はそれが7月の23日と今日、8月4日だったのねん。今年のように、その年の暦によって夏の間に「土用の丑の日」が2回来たりするコトがあるんだけれども、そのコトについてはまた別の機会に触れることにしよっと。
さて、日本では「土用の丑の日」に「鰻の蒲焼き」と呼ばれる、鰻料理を食べる習慣があるのねん。「鰻の蒲焼き」とは、開いた鰻を甘辛〜い醤油ダレに何回も潜らせながら、団扇なんぞでパタパタ煽ぎつつ炭火で焼いた(関東では蒸すという行程が入るらしいが)、それはそれは美味な料理。
でも元々ウナギって、油がたっぷり乗った冬が旬の食べ物だって、おいら今日初めて知った...。
時は江戸時代。ウナギ屋さん達は、冬が旬のウナギの売れ行きが夏場になると極端に落ちるコトにたいそう困っておりましたとさ。ある時、困り果てたウナギ屋さんが、かの有名な学者である平賀源内に、どうにかならぬモノかと相談致しましたところ、源内センセは丑の日に「う」の付く食べ物を食べると病気にならない、という民間伝承にヒントを得て、「本日丑の日」と書いた張り紙をしてはどうか、とおっしゃいました。そこで、早速ウナギ屋さんが言われた通りに張り紙をしてみると、好奇心旺盛な江戸っ子達が、何だ、何だ、と集まって黒山の人だかり。
「いよお、八つぁん、コレは一体何だい?」と熊さんが聞けば、「何だい、熊さん、知らねえのかい?何でも丑の日に『う』の付くものを食べると病気にならねえんだとヨ。何っつったって、物知りで有名なアノ平賀源内センセが、そうおっしゃったって言うんだから、間違えねえだろうヨ、」と八つぁん。「おおおおお、そうけい、そうなのかい。そんなら、おいらも1つ買って帰らなきゃなんねいな。おおおい、オヤジ、おいらにも1枚焼いてくんな」と熊さんが言ったかどうかは知らんが、そんなワケでウナギ屋は大繁盛。
それ以来、日本では「土用の丑の日」に鰻の蒲焼きを食べるようになったらしい。
外国の方(特に欧米の方)は初めてこの鰻料理を食す時には、結構な勇気が要ると思う。なんつっても、あのニョロニョロしたものを食べるという発想そのものが、単純に気持ちワルイんでしょうなあ。でも、食べる価値アリなので是非挑戦して頂きたいもんです。
ただ、ちゃんとしたトコで食べた方がイイと思うゾ、おいら。ちと高いけど。
うおおおお、あの炭火でウナギを焼く時のタレの焦げるよなあの香ばしい香り...おっと、ヨダレが。
あおむし
本日、生まれて初めてコミュニティ・バスなるものに乗った。
コミュニティ・バスというもの自体の存在は、2、3年前から知ってはいたが、実際に利用したのは今回が初めてなのねん。
コミュニティ・バスっちゅうのは、市・区・町・村などの自治体によって、地域の住民の移動手段を確保するために運行されているバスのコトなんだそうだ。一般的には、地元のバス会社に実際の運行を委託する形を取っているようで、普通の路線バス(都バスとか)が走っていないような、住宅地なんかを走るものらしい。
料金はありがたいコトに、殆どが100円もしくは200円均一で、中には無料のバスを運行している自治体もあるんだとか。現在、東京都内では32路線が運行中のようなのねん。
乗ってみた個人的な印象としては、結構便利あ〜んどお得な感じ。ただし、運チャンはも少しお客様に対する接し方をなんとかしないとね。
あおむし
昨日書いたように、おいらの乗ったコミュニティ・バスの運転手は、感じ悪げだった。
イヤ、ものすんごく感じ悪かった。
バスに乗り込む時、おいらの前に明らかに外国人(インド人風)に見える女の人がいた。彼女はバスの運賃が200円均一なのを知っていたのか、手に500円玉を1枚持っていたのだけれども、その500円硬貨を果たしてそのまま料金箱に入れてしまっても良いものか、と迷っている様子だった。
少しためらった後彼女は小さな声で、運転手に500円硬貨を目の前の料金箱に入れてもイイものかどうか尋ねた。すると、運転手のオッサンは彼女を威嚇するかのように、「何?500円!?」と声をはりあげたが、彼女の質問には答えなかった。オッサンが質問に対する答えを言わないので、インド人風の女性は、おそらくこの料金箱に入れて問題ないのだろうと独断推定し、料金箱に500円玉をコロンと入れたのヨ。
女性がお釣りを受け取るために待っていると、運転手のオッサンが、「そこに入れちゃダメなんだよ、」と突然文句を言い出した。ええええっっ?「なんで入れる前に聞いてくれないんだヨオ、もおおお、」と怒り出したのである。おいおい。
あのなあ。聞いてたでしょうヨ、ええっっ?って言うか、ヒトの話を聞いてないのはアンタの方でしょうが。アンタ、彼女のコトをろくに見てもいなかったではないか。もしちゃんと見てたら、彼女が明らかに日本人ではないコトに気付いていたハズだし、もし気付いていたいたなら、彼女がコミュニティ・バスなる妙ちくりんな乗り物で、運賃を払うような状況に不慣れであろうコトも察しが付いたハズだ。そうすれば、こんな不愉快な状況を回避することだって、できたハズではなかろうか。
おばかちんドライバーが、この不愉快な空気を全て女性のせいにしようと、延々と文句を言い続けつつ彼女にお釣りを返すべく、自前の1000円札を両替機に突っ込んで崩している間中、彼女は文句1つ言わずに静かに立って待っていた。
あああ、おいらがアノおばかちんドライバーの会社の社長だったらなああ。そしたらおいら、間違いなく明日の朝1番にあのオッサンのコト、クビにしたるのになああ。
あおむし
先週末から、東京では気温は32度を超える猛暑が続き、おいらは滝のような汗をかいている。
家にいる間はまだイイのだけれど、外出している間は常に、シャツが汗でビッショリになったりしていないだろうか、と気を使うのヨね。他の人達は一体、なぜにあんなに涼し気な顔をしているのかしらん?あの人達は、汗をかかんのだろうか?もしかして、24時間エアコンの効いた部屋で暮らしていたら、汗をかかずに済んだりして。って、あの人達はきっとそういう環境で、毎日暮らしているんだろうなああ。でも実はそれが、東京の気温を上昇させている主な原因だったりするのヨね。
エアコンは心地よい冷た〜い風を提供してくれるんだけれども、それと同時にものすんごく熱を排気している。この排気された熱と、アスファルトで鋪装された東京のコンクリートジャングルが、ヒートアイランド現象に大きく影響してるっちゅうワケだ。まあ、その首謀者と言えば、オフィスビルなんかで使っている、でっかいエアコン設備というコトになるんだろうが、最近では各家庭でも1部屋につきエアコン1台の時代だから、一般家庭で使われているエアコンも無視できない。
そこで、ヒートアイランド現象の進行をほんのちびっとでも遅くするために、そんでもって少しでも環境を良くするために、おいらはこの4年間エアコンを使っていない。夏の間は時々耐え難くなるコトもあるが、今のところ誘惑には負けていない。すべては、今住んでいる場所をほんの少しでも涼しくして、かつてあった姿に戻すためなのねん。
そらあ、おいらのやせ我慢なんて、しょせん焼け石に水なんだろうなあああとは思うけど、その先に希望がある限り、おいらはこのやせ我慢をやめるつもりはないのねん。もしかしたら将来、他の人達もおいらのコノやせ我慢に加わって、もしかしたらアンタ、それが世界的な大きな流れになるかも知れんではないか。もっとも、手後れにならない内にそうなってもらわないと困るんだけどね。
なああんて、東京がもっとうんと涼しくなって、居心地のイイ場所になるという妄想を抱きつつゆっくりと過ぎて行く、汗ダクの午後なのだった。
おいら、暑さでアタマをやられたのかな?
あおむし
「これ以上暑くなったら、どうなるんだろう」てなコトを書こうと思っていたら、今日は雨降りだった。どうも、台風が来てるらしい。
おいら、この時期の雨ってあんまり好きじゃないのヨね。だって、ベタベタするし洗濯物乾かないし。おいらは洗濯物乾かすのに乾燥機を使わないからな。殆どの日本人は使わないんぢゃないかと思う。あ、でも、この10年か20年ぐらいで世の中もだいぶ変わっているかも知れんので、実際どうかは分からんけど...。
も1つ雨降りでよろしくないコトは、雨の日に外出すると足がビショビショになるってコトなのヨね。あのね、おいら一端家から出ると、結構歩くのヨ。そんでもって、雨の中を長時間歩くと靴ン中がビショ濡れになってしまうのヨね。中途半端に靴下がジメッと湿ってるのもイヤだけど、完全にビショ濡れ状態で、スニーカーの中に雨水がしみ込んでタプタプ言ってる状況は、更にもっとイヤだ。もう、そんな状況を考えるだけでも恐ろしくなって、出かける気が萎えてしまう。
でも1つ良かったことは、これで少し涼しくなって、とりあえずアノ狂ったような暑さからは解放されたってコトだ。いやあ、助かった。この方がズッと楽だわ。おいらのパソコンにとっても、この方がズッと快適だろうと思う。というのも、この数日間は普段よりも音がウルサイような気がしていたからね。多分、暑さのせいで本体の中にあるファンの回転数が、めいっぱい上がったせいだと思う。
って、アレはファンの音だよなあ。ハードディスクぢゃないよなあ...。
何しろ牛さんのパソコンのハードディスクが壊れた時には、エライ目に会ったもんなあああ。
去年の七夕祭の時に撮った写真の画像データを救出できなかったお陰で、独断推定34度の猛暑の中を、もういっぺん七夕飾りの写真を撮りに行くハメになったんだかんな!
まったく、何ちゅうコトをやらかしてくれるんじゃ、牛め。あの七夕の写真撮りに行った、ものすんごく暑かった日以来、おいら具合悪いんだかんな。もおおお。
あおむし
突然だけど、グーグルアースなる物件が存在していたコトを、皆さんはご存知だろうか?
グーグルアースというのは、衛星画像と地図とグーグル検索の機能をくっつけたアプリケーション・ソフトで、世界の様々な地域のより具体的な地理情報を提供してくれるモノなのだ。
1週間ぐらい前に、牛さんがダウンロードしてインストールしたっていう話を聞くまでは、そんなソフトの存在すら、おいら知らなかったのねん。で、まあ牛がインストールしたっちゅうモンだから、どんなモンか牛っちの高性能パソコン上で動かして見せてもらったのヨ。そしたらアンタ、これが中々スゴイのヨ。
まず最初に、宇宙から見た地球の画像が表示されて、そんでもって自分が選んだ場所に向かって、徐々にズームインして行くのだ。宇宙から自分の家の近所まで、ひとっ飛びでズームインできるのヨ!自分の家の住所を打ち込めば(アルファベットにしか対応してなさそうだけど)、自分の家まで桃太郎電鉄のブッ飛びカードのようにひとっ飛びで行けるのねん!まるで、宇宙空間から自分の家めがけて飛び込んでるみたいなのだ!
学校、公園、レストランやホテルを探したり、画像を傾けて3Dでビルや地形を見たり、他にも色んなコトができるのねん!(って、日本の画像はまだ試していないので、そこまでできるか分からんが)世界中の様々な地域をカバーしていて、バーチャル世界1周旅行に行くことも可能だ。更に、アメリカ、西ヨーロッパ、カナダとイギリスの主要都市内ならば、ビル単位の詳しい情報も見ることができるらしい。しかも、何がスゴイってこのソフト、無料(!!)なんだって!
おいらも早速自分の家を探してみたら、あった!ありましたっっっ!もっとも、このグーグルアースの画像はリアルタイムではなくて、過去3年以内に人工衛星もしくは航空機なんぞによって撮影されたものを、ツギハギにして使っているみたいなんだけどね。でも、十分楽しめる。くふふふふふ。
ただ1つ問題がありまして...。おいらのパソコン古過ぎて、このソフト入れられないのヨね。とほほ...。
あおむし
「台風一過の青空」とはよく言うケド、台風が行った翌日は大抵天気が良くなって、気温も上がる。
本日もその例外ではなかった。昨日の早朝はドシャ降りの雨だったのに、今日は...ほんとにお願いしますヨ、どうにかならんのか、この暑さは?
日本に近い韓国や台湾なんかに住んでいる人達は、きっと同じような暑さを経験しているハズなんだろうけれど、皆さん一体どうやってこの暑さを凌いでいるんだろうか。
台風がやって来る時っていうのは、大体まず湿気が高くなって、それからその後に暴風雨を連れて来る。でもって、たいがい1日かそこらで台風は通過して、時には深刻な被害をもたらすコトもあるけれど、行ってしまえば後には何事も無かったかのような青空が、シレッと広がったりするのヨね。そして空が晴れ渡れば、それと共に気温も上がる。コレはおそらく今まで何千年、イヤ、何万年にも渡って繰り返されて来た、自然の営みっちゅうヤツなんでしょうなあ。
一体おいらに何ができるって言うのヨ、え?おいらはタダのちっぽけな...あおむしなのヨ。そんなおいらが、1人だけエアコンを使わずにヤセ我慢をしたからって、一体何が変わるっていうのヨ?台風は今までと変わらずやって来続けるだろうし、通り過ぎて天気が回復すれば、空は晴れ渡って暑さが戻って来る。おいら1人ぐらいガンバッたところで、たかが知れてるではないか...。
今や世界的企業になった日本の自動車メーカー、ホンダの創業者である本田宗一郎はかつてこんなコトを言ったそうだ。「失敗する事を恐れるよりも、何もしない事を恐れろ、」と。宗一郎の後進達は彼の言葉を受け継ぎ、先週末のF1ハンガリー・グランプリで、39年ぶりとなる優勝を成し遂げた。
そうね、おいらも彼等を見習わなきゃいけないね。よく言うでしょう、「チリも積もれば山となる」って。ちょっと違うか。「千里の道も一歩から」か?ま、どっちでもイイや。もしかしたら、おいらがガンバレば何かが変わるかも知れないのねん。500年後には、台風が通過した翌日は涼しくなるってのが、当たり前な世の中がやって来るかも知れない。
あおむし
空港が大変なコトになってるらしい。
イギリスで発覚したテロ計画の影響を受けて、日本の空港でも警備が厳しくなっているみたい。
CNNは、イギリス及びパキスタン当局が、イギリス発アメリカ行きのジェット機10便を爆破する計画の「最終段階」にあった24人の男が逮捕した、と伝えている。この衝撃的なニュースは世界中を駆け巡って深刻な影響を与え、日本もその例外では無かったため、空港や乗客が大混乱に陥っているというワケなのねん。
テレビの夕方のニュースで言ってたけど、アメリカ行きの便に搭乗する乗客は、手荷物の機内への持ち込みを禁止されている、とのコトだった。また、イギリスでのテロがペットボトルのスポーツドリンクを利用して爆発物を製造しようとしていたという情報からか、ペットボトル入りの飲み物からジェルやクリームなどの化粧品の類い、更には歯磨き粉(!!)までが機内持ち込み禁止になったのだとか。どうでもイイけど、チェックのためにものすんごい行列ができてるゾ。きっと出発が遅れたり、中には飛ばなくなってしまう便なんぞもあるんだろうなあああ。
おいら、特に渡航の予定がなくて良かった。あんなに長い人の列に並んで待ってるなんて、とても耐えられそうもない...。タダでさえ最近は飛行機の機内は完全禁煙だし、空港の中だって禁煙の所が多くて、それだけで海外旅行に行く気が萎えるのに...。
基本的には、海外に行って普段とは違った文化に触れながら、のんびり時間を過ごすのは大好きなのヨ。んでもね、あの飛行機に乗ってる時間を考えると、おいら、すっかりイヤになってしまうのヨ。空の旅がいかに快適なものになろうとも、多分おいらが我慢できるのは、せいぜい8時間ぐらいだろうと思う。そんなコト言ってたら、行ける場所の選択肢が限られてしまうのだけれど、おいらは別にかまわないのヨ。だってグアムの砂浜に寝コロがっているだけで、おいらは十分満足で幸せだし、グアムなら日本から飛行機でたったの3時間で行けるのねん!
とは言え、とりあえず今は行くべき時ぢゃないよなあああ...。
そんでも、次のオフシーズンにでも行けたらイイなあああああ、グアム。
あおむし
グアムと言えば、前回グアムに行った時はほんとに楽しかったゾ
最初はグアムなんて、あまり乗り気ぢゃなかったのねん。「え?グアムう?日本人だらけの観光地なんでしょおお?なんか見るモンあんのかいな?」ってな感じで。
でも、おいらは間違ってました。グアムの皆さん、ごみんなさい。ま、島の中心部のホテルが密集している地域では、おいらが思ってたコトが部分的に当てはまってるような気もするが。しかも予想通り、そこら中日本人だらけで、一瞬海外にいるコトを忘れてしまいそうになったゾ、おいら。ココには特別見るべきものはないなあ、とおいらは思った。
もしかすると、そもそも行った時期が悪かったのかも知れない。おいらがグアムに行ったのは2003年で、前の年におっきな台風が島を直撃してから、まだ2、3ヶ月しか経ってなかったからなあああ...。台風で相当な被害を受けたみたいで、何軒ものホテルが営業不能に追い込まれたんだとか。実際おいらが行った時にも、営業停止状態のホテルが幾つもあった。
実は、ドッグレースができるっていう話を聞いて楽しみにしてたんだけど、空港からホテルまでのっけてくれたタクシーの運チャンに、台風でドッグレース場の屋根がブッ飛んで電光掲示板も壊れてしまったから、修理が済むまではレースはやらないヨ、てなコトを言われた。(確かこの時に、屋根と一緒に犬もケージごとふっ飛ばされた、てなコトもオッサン言っていた。そんなバカな。)ツイてないなあああ、と溜め息落としてガッカリしたけど、イヌ券(?)買えなかったというコトは、その分損するコトもなかったワケだから、まあ、かえって良かったのかも知れん...。
とかなんとか、そんなコトを思っていたおいらだったが、例の島の中心部にある「観光地エリア」から一歩外に出てみると、予想外に素晴らしいモノが待っていた。
おいら、島の南端にあるサザンコンフォート牧場っちゅう所に馬に乗りに行ったんだけれども、そこで素晴らしく迫力のある海岸線の景色と、それはそれは、もう美しい夕日を見るコトができたのヨ。なんだか、ちょびっつ超自然的な癒しのパワーを感じるような気さえしたゾ、ほんとに。まさかアノ「観光地エリア」から、たかだか30kmちょっとのトコロで、こんな素晴らしい体験ができるとは思っても見なかったのヨ、おいら。いや、ほんとに。トニー、ありがとね。とっても楽しかったゾ。
あ、でも、こんな素晴らしい体験ができるまでには、牧場のスタッフであるトニー君に、2度もホテルと牧場の間を往復送迎してもらわねばならなかったんだけどね。1度目は、朝から降っていた雨が途中でドシャ降りになったため、途中で引き返さざるを得なかったのヨ。(ガソリン代と人件費分くらい払おうとしたけど、トニーは受け取らなかった。なんてイイひとなんだ。)ついでに、その時持って行ったカメラが壊れていたコトが後で判明し、あのキレイな景色をセッセと写真におさめて来たつもりが、焼いてみたらどれも真っ黒けだったのヨ、とほほ。
って、おいらはツイてたんだろうか、それともツイてなかったんだろうか?
あおむし
あの日は暑かった。
あれは、牛のパソコンのハードディスクが壊れ、それまで蓄積してあった画像データが救出できなかったばっかりに、おいらがTシャツを汗でビショビショに濡らしながら、阿佐ヶ谷まで七夕飾りの写真を撮りに行った時のコトだった。
阿佐ヶ谷に向かう途中でおいらは、いたいけなインド人風の女性が、コミュニティ・バスの運転手に大声で文句を言われているという、極めて不愉快な場面を目撃してしまった。バスを下りてからも、おいらは必要な写真をとるべく、混み合ったアーケードの人ごみの中を、1時間近くも行ったり来たりせねばならなかった。当日はものすんごい暑さで、おいらは、すっかりご機嫌ナナメだったのヨ。
ようやく写真を撮り終えて、帰りのバスまでまだしばらく時間があったので、おいらは喫茶店で一服するコトにしたのだけど、そこで何とも心温まるような光景を目にしたのねん。
おいらはカウンター席に座っていて、後ろにはファミリーがテーブル席に座っていた。そのファミリーは、女の子3人とその母親、そして一番年上の女性は、おそらく少女達のおばあちゃんではなかったかと思う。一番年下の女の子(もしかしたら男の子かもしれん、自信はない)はまだ赤ん坊で、母親らしき女性はその子の世話を焼くのに忙しい様子だった。
と、突然、グシャッという音に続いてズシン、と何かが落ちたような音がした。何だろう?と思って振り返ると真ん中の女の子が、おそらく2秒前までその上に座っていたであろう高椅子から、床に落っこちていた。あららららら。運悪く彼女の食べかけのかき氷も、逆さまになって彼女の脇の床に落っこちていた。
なるほど、あの、グシャッは、かき氷が落ちた音だったのねん、などと感心している場合では無かった。お母ちゃんらしき人物に、「だから気を付けなさいって言ったでしょ!」とかなんとか怒られたせいだろうか、女の子は店中に聞こえるような大きな声で泣き出してしまったのだ。
あわわわ、お母ちゃん、そんなに怒らんでやってくれい、きっと本人が一番ショックに違いないんだから、とハラハラしながら見ていると、すぐに店長サンらしき人が飛んで来て女の子を助け起こし、やさしそうに微笑みながら彼女に何か話しかけた。
おいらの地獄耳をもってしても全ては聞き取れなかったが、大丈夫だからね、てなコトを言っているようだったのだけれど、次の一言においらの関心は一気に引き付けられてしまった。
「心配しなくていいからね。オジちゃんともう1回カウンターまで行こうね。もう1つ新しいのもらってあげるからね。大丈夫だよ、オジちゃん一緒に行ってあげるからね。」やさしそうな店長サンはそう言うと、新しいかき氷の料金を払おうとしている母親の方に向き直って、こう言ったのだ。「あ、けっこうですよ、お代はいりませんから。」
な、なあにいいいいい?タダであげちゃうんスかあああ?なんて親切な店長サンなのだ!
そう言うと彼は、女の子を連れてカウンターまで行き、別の店員に彼女を託すとまたファミリーの席まで戻って来て、文句1つ言わず彼女の散らかしたあとを、終始笑顔のまま片付けているではないかああ!
更に、おいらがもっと感心したのは、女の子が新しいかき氷を手にニコニコしながら戻ってくると、お母ちゃんが先ほどの店長サンに直接お礼を言うように、と娘に言っているのだ。女の子は1人でお礼を言いに行くのが恥ずかしかったと見えて、お母ちゃんに付き添ってもらって店長サンのところまで行くと、照れくさそうに小っちゃな声で、「ありがとう」と言ったのだ。
おおおおお、このせちがらい世の中で、かくも温かくやさしい思いやりに満ちた光景を見るコトになろうとは!きっと、彼女は思いやりのあるマトモな大人に育つと思うヨ、おいら。
どうでもイイけど、例のコミュニティ・バスの運転手に、この店長サンと親子の爪のアカでも煎じて飲ませてやりたいと思うのは、おいらだけだろうか。
あおむし
今朝、電気が止まったらしい。
おいらの住んでいる地域一帯が停電状態になり、電力を動力源にしているモノは全て落ちたらしい。照明は消え、エアコンは止まり、タイマーは切れ、そんでもって電車も止まったらしい。
なぜ伝聞調なのかと言うと、こんな予期せぬ出来事が起こっている時間には、おいら、まだ夢の中で、あまりの蒸し暑さのために陸に上がったクジラのごとく、ゴザの上をのた打ち回っていたからなのねん。
でも、まあ、その時間帯にパソコン使ってなくて良かったッス。
停電のコトは母に聞かされた。ま、おいらにも色々とワケがあって、今は不本意ながら親の家に居候しているのヨ。
ともかく、母から停電のコトを知らされ、パソコンを使っている時は気を付けなさいヨ、てなコトを言われた。って、彼女にパソコンの知識なんてあったのか?彼女の高性能パソコンは、少なくともこの4年間、全く手を付けられる事無く机の上に置いてあって、今ではすっかりホコリを被ってしまっているってコトを、おいら断言してもイイのに。
おいらは、ではパソコンを使う際に具体的にどんなコトに気を付けねばならぬのか、とちょっとツッコミを入れてみた。でも、彼女の返答を聞いて、おいら、ひっくり返りそうになった。「ソフトにバックアップ取って置かないと、パソコン使っている間にこういう事があった時に、困るぢゃない、」と母はのたまったのだ。
な、な、なんですとおおおお!?コンピュータのソフトっちゅうモノが、データを保存しておく記憶媒体としても使えるなんて、おいら、知りませんでした、お母さま。で、一体いつから貴方は、そんなにパッソコンに詳しくおなりになられたんでございましょうか?確か、まだメルアドもゲットしていらっしゃらなかった、と思いますケド。
まあ、彼女が「アタシは何でも知ってるのヨ」てな振る舞いをするのは、別に珍しいコトでもなく、知ったかぶりはいつものコトなんだけどね。きっと、おいらが毎日パソコンを使っているのを見て、ちょびっと背伸びをしてみたくなったんだろう。
あるいは、おいらよりも長く生きている人間として、威厳を保つためのアピールだったのかもしれない。それはつまり、おいらよりも色んなコトをたくさん経験して知っているのヨというコトであり、彼女の方程式に当てはめると、なぜか「アタシはアンタより賢いのヨ」という答えとなって弾き出され(他人より長く生き、他人より多くを経験して知っているコトが、「アタシはアンタより賢いのヨ」と等式で結ばれるとは、おいらにはとても思えんが)、結果として彼女の「バカにするんぢゃないわヨ、アンタはもっとアタシのコトを敬いなさいヨ」という強い要求に結びついたんではないか、とおいらは思う。プライドだけは不必要に高い人だからなあああ、プライドだけは。
おいらはタダ気を付けます、とだけ言って、彼女のいる台所を後にした。
はあああああ。子供はつらいよ、なのだ、まったく。
あおむし
暑い夏場のこの時期には、おいらが好んで昼ご飯に食べる、スパゲッティを使った簡単な料理がある。
時間がある時は、いつも自分で作って食べるのねん。割と簡単に作れて、食欲のない時には結構食べ易いので、この場を借りてレシピを紹介しようと思う。
材料:トマト1コ、オリーブオイル(ヴァージンオイルの方が旨いかもしれんけど、ヴァージンぢゃなくても可)大さじ3〜4杯、お酢大さじ1杯、めんつゆ(スーパー等で売られている希釈タイプのモノの原液)大さじ1杯、お好みの薬味(おいらは、長ネギの白いところの粗みじん、シソの千切り、みょうがの輪切りとアサツキの小口切り、それから白煎りゴマを少々使っている)、お好みの夏野菜(茄子とかパプリカとか、好きなモノを入れてくれい)、もちろんスパゲッティも、食べたい分量用意して下され。
作り方:
ステップ1>まず、お鍋に塩(適宜)と水を入れて火にかけて沸騰させる。トマトはヘタがついてない方に包丁で十字に切り込みを入れ、鍋にお湯が沸騰したら、そのお湯に10〜15秒程入れる(トマト全体がお湯につかるように)。その後、鍋から取り出して流水で粗熱をとり、皮を剥いておく。(いわゆる湯剥きってヤツですな。)
ステップ2>スパゲッティを鍋に入れ、パッケージに表示されているゆで時間を目安にゆでる(後で冷やすので、表示されている時間より1分ぐらい長めに)。その間に他の野菜(あれば)と薬味の用意をしておく。茄子を使うのであれば、ラップに包んで電子レンジで50秒程チンし、全体に火が通るように茄子の向きを変えて、更に50秒程加熱する。パプリカなんぞを使う場合も、茄子をチンする時に同じように一緒にチンしてしまう。ただし、パプリカの場合はそのままチンすると爆発の恐れがあるので、必ずレンジで調理する前に切ってからチンするコト。チンした野菜は熱くなっているので、切れる状態になるまでしばらく冷ましておく。
ステップ3>トマトは1cm角ぐらいの角切りにし、他の野菜も一口サイズに切る。切った野菜をオリーブオイル、お酢、めんつゆ等の調味料と、アサツキとゴマ以外の薬味と一緒にボウルに入れ、よくかき混ぜる。スパゲッティがゆだったら、鍋からあげて流水で冷ましておく。それから、キッチンペーパーでスパゲッティの水気を軽く拭き取り、先ほどのボウルに麺を入れ、他の材料とよく和える。
ステップ4>味見をし、好みで塩、コショウそれぞれ少々を加えて味を整え、お皿に盛り付け、最後にとっておいたゴマとアサツキを散らせば、出来上がり。
お好みで、ツナやアンチョビを加えても旨いと思うゾ。
昨日も、このあおむしのスペシャルメニューを作っていたら、台所の窓辺にシソが一枝(ひとえだって言うのかどうか分からんけど)水の入ったコップに差してあった。おおおお、コレはちょうどイイところにあった、と思い、葉っぱを1枚もぎり、刻んで薬味に加えた。
ちょっと...苦いような、妙ちくりんな味はしたんだけれども、その時はあまり気にも留めずに完食。
後で食器を洗おうと台所に下りて行ったら、おいらが刻んで薬味に入れたソイツは、シソではなくセージ(サルビアと言った方が分かりやすいかも)だった。花が付いているコトにもっと早く気付くべきだった...まあ、ハーブの一種だから生で食べても別に問題はないが...葉っぱの形や色がシソに似てるんだよなああ...。
あおむし
おいらは元々少々太り気味ではあったけど、この2、3年で最低でも5キロは体重が増えているハズで、今は「太り気味」から完全に「太っている」状態に達してしまっている。
さすがに、イイ加減何とかせにゃならん、と思い立った。
でも、おいら、食べるの大好きなのヨね。だから、とても食事制限によるダイエットなんてできそうにないのヨ。というコトは、食べた量よりも多くのエネルギーを消費するしかない、ってコトになる。
そこで、さっそく何か効果的なエクササイズはないものか、とググッてみた。そしたら、あるサイトで、二の腕のタプタプを取るのに7種類、弛んだお腹を引き締めて洗濯板のような割れた腹筋にするために4種類、ダルダルの脇腹を引き締めるために5種類、タップリ付いた背中のお肉を取るために6種類のエクササイズを勧めていた。コレ全部合計すると22種類ものエクササイズになるではないか...。
すっかりイヤな気分になりつつ、試しに一通りやってみた。幾つかは、おいらの緩み切った肉体ではムリがあったけど。
そしたら、アンタ、全部やり終えるまでに1時間もかかってしまったではないか!しかも終わった頃には、絞れるぐらい大量の汗でビッショリ。こりゃあ、キツイわ、効きそうだけど。でもなあ、一体どうやってコレを続けろって言うのヨ、え?この先1年間、このエクササイズを全部毎日続けた後に、もしおいらの写真集を発売したら、きっとベストセラーになるに違いないわい。
あおむし
今日は、おいらが今まで生きて来た中で最も湿度の高い1日だった。
昨日見た天気予報によれば、本日の湿度は70%から90%の間で推移するハズだったのだけれど、今日1日の内湿度が70%に落ちた瞬間が1秒でもあったかどうか、おいらは疑わしく思うゾ、まったく...。熱帯雨林のジャングルよりも、湿度が高かったんではないかという気さえする。
エアコンの効いた涼し〜い建物から表に出なければならなくなる度に、体中にまとわりつくようなこの湿気がたまらなく不快感を煽るのヨね。まるで、温水プールのプールサイドを水着ではなく、上着を着て歩き回ってるような感じなのねん。
台風が近付いているからではないかってな話もあるけれど、それにしても、おいらが覚えている限り、日本でこんなに湿度が高かった日は、今までに経験したコトがない。外国人の旅行者の方々は、ほんとにお気の毒に思う。せっかくの夏休みの旅行の貴重な1日を、こんなジメジメ、ベタベタな東京で過ごさなけりゃならんなんて。いや、ほんとにご愁傷様です。
日中の不快さ加減もヒドイもんだったけど、家に帰るのは更にその上を行くヒドさだった。
帰りの電車はラッシュにぶつかって超満員。自分の手で持ってなくても、カバンが落っこちない程の混みようで、車内はエアコンが効いているハズなのに、乗客の熱気で外と変わらないか、むしろ暑いぐらいだったりして。当然、おいらはいつものように、汗ダクに...。
身体を引きずるようにして、どうにか家までたどり着いたけど、そこはまさに地獄のようだったのねん。一体、風はどこへ行ってしまったのヨ、え?台風が来ているんぢゃなかったのかい?なのに、一体どうして無風状態なのヨ!全てのモノがベタベタしていて、乾いているモノが何1つ無いなんて...勘弁してくれい。
明日の朝、アタマからキノコが生えてないコトを祈るゾ、おいら。
あおむし
あの異常なまでの湿気の高さは治まったが、その代わりに本日の東京は猛暑に見舞われた。
それでも、ベランダでヤンキー座りをしながらタバコを吸っていると心地の良い風があって、何だか満ち足りた気分になった。ふと、おいら、幸せなんだなあああ、という思いが頭に浮かんだ。
イスラエルとパレスチナの衝突は延々と続いているし、イラクは相変わらずの混迷状態、アフリカや東ヨーロッパのどこかでは、きっと今も戦闘が起こっているに違いない。そういった地域に暮らしている人々は、きっと苦しみや飢えや恐怖のために、通常の日常生活を送る事ができずにいるだろう。
幸いにも、おいらはそういう環境に暮らしているわけではない。おいらは、寝ている間に家が爆弾でふっ飛ばされる心配もしなくて良ければ、明日自分が生きていられるかどうかも心配しなくてイイのだ。自分が恵まれた環境にいられるコトに、少しは感謝しなけりゃならん、と思う。
普通の日常生活を普通に送れるような世の中に暮らしていると、時としておいら達の感覚は麻痺して、それが当たり前のコトのように思ってしまう。時々、自分以外の他の人達のコトはすっかり忘れてしまって、地球上のどこでも自分達と同じような生活が、送られているんではないかという、錯覚に陥ってしまったりする。でも、今日おいらは気付いたのヨ。気付いたと言うより、心地よい満足感を感じたコトで、おいら達みんなが住むこの世界の現実が、普段忘れていた記憶の中から、引っ張り出されて来たのかも知れない。
そういう風に考えてみると、おいらの平凡な日常生活は、実は他の多くの人々の犠牲の上に成り立っていて、世界の他の地域に住んでいるそうした人々にとっては、おいらの日常生活が夢に描く精一杯の理想の生活、なんてコトもあるかもしれない。
おいらは、物事が思った通りにうまく行かなかったりすると、よく癇癪(かんしゃく)を起こしたり、他人様の言動にすぐに腹を立てて、汚い言葉を吐いたりする。おいら、ダメダメあおむしなのねん、ほんとに。
でも、これからは、も少しガンバロウと思う。ガンバッて、もっと自分以外の人のコトも考える、ちびっとはマシなあおむしになろうと思う。他の人のコトもっと考えて、今より少しでも分かれるようになろうと思う。
世界中には、おいらより困難な状況で生きている人達は沢山いるハズで、でも彼等は毎日生きるために一生懸命ガンバッている(もちろん、中にはちいともガンバッてないヤツもいるだろうけど)ハズである。だとしたら、暑かったり湿度が高かったりするたんびに、そんな些細なコトでイチイチ文句を言っていては、バチが当たるってもんだヨなあああ。
って、ウルサイぞ、そこのセミ!ちっとは静かにせいっっ!おっと、失礼。
そんなワケで、おいらも少しは自己中ぢゃないあおむしになれるように、そうね、んんと...やっぱし明日ぐらいから...ガンバッてみようと思うのねん。
あおむし
おいらが子供の頃の夏休みと言えば、小学生がプールの道具の入った袋をブンブン振り回しながら、学校のプールに向かうのが定番の光景だった。
夏休みの間のプールっていうのは、体育の授業の一貫としてウチの近所の小学校や中学でやっていたもので、夏休み中少なくとも10日から15日は必ず行かなければならんモンだった。
でも最近、あの赤だの青だのの水着袋を振り回してる子供達を、見かけなくなってしまったように思う。と言うより、子供そのものを表で見ることがなくなった。一体子供達はみんなどこへ行ってしまったのだろうか?
7月から8月の夏休み期間中と言えば、家の周りでにぎやかな子供達の声がしていたもんだ。何しろ彼等とて春からずっと待ちわびていたハズの夏休みなわけだから。叫び声や泣き声、笑い声、元気な子供達の色々な声が朝のうちから日が暮れるまで、ずっと聞こえてたものなのねん。ところが、最近みんなどこかへ消えてしまったようなのだ。
もしかして、今日は土曜日だからかしらん?イヤイヤ、そんなことはなかろう。おいらがそのぐらいの年の子供だった頃は、夏休み中は土曜日だろうが日曜日だろうが国民の祝日だろうが、そんなコトはどうでもいいコトだった。だって、おいらにとっては毎日が国民の祝日みたいなもんだったから。
それとも、もしかして子供の数が減ってるからなのか?まあ、可能性はある。でも、いくら子供の数が少ないったって、少しぐらいは見かけたり声が聞こえたりしても良さそうなもんだ。
そうか、もしかしたら最近のお子さま達は外で遊ばないのかもしれないな。もしかしたら、ヤツらは夏休み中家の中にいて、エアコンの効いた超快適な部屋でテレビゲームなんぞに興じているのかも知れん。
だとしたら、コレは問題だゾ。だって、だ。今の子供達こそ、地球温暖化現象のような地球全体の環境問題なんかについて、色々学習しなければならんのではないのか?おいら達オジジ、オババの未来はこの子供達の肩に背負わされているのではないのか?もし、子供らが1日中家の中で過ごしていたとしたら、一体どうやって彼等は、人が生きて行く上で必要な様々な大切なコトを学ぶのだ?
小学生ぐらいのお子さんをお持ちの日本中のお父さんやお母さんに、おいら、是非お願いしたい。どうか、子供を外で遊ばせて頂きたい。10年後には、きっとそうして良かったと思って頂けるに違いない、とおいらは自信を持って断言するゾ。子供達は、あなた方親御さんが考えていらっしゃる以上に、多くの事を外遊びで学ぶのではないだろうか。そこで得た経験や学習したコトが、彼等を自分で考え、自分で選び、自分の力で正しい判断が下せる、まっとうな人間に成長させるのではなかろうか。そして彼等がそんな、まっとうな人間に育ったならば、その時日本はきっと今よりまっとうな国になっているに違いない、とおいらは思うゾ。んでもね、そこいら辺のコトはお父さん、お母さん、あなた方に懸かっているのヨ。
んだからね、日本全国のお父さん、お母さん、よろしくお願いしますね、ほんとに。
あおむし
姪の飼っているカブトムシを、旅行に行く間2、3日預かってくれと頼まれた。
これまでに、犬、猫、セキセイインコ、スナネズミと金魚なら世話した経験のあるおいらだったが、カブトムシは初めてだった。あんまり詳しくないし、と言うと、姉がエサをやるだけでイイし、ほんの2、3日の間だけだと言うので、引き受けるコトにした。
そんなワケで昨日の朝、小っちゃなプラスチックのケースに入ったカブトムシ2匹と、カブトムシのエサ1袋が我が家に届いた。
カブトムシと言えば、特に彼等が活動的になる夏の間は、昔から日本の子供達の関心を引き付けてやまない存在だった。おいらが子供の頃は、カブトムシ捕りは夏休みのメジャーイベントの1つだったけど、最近では事情が変わってしまい、カブトムシの住めるような環境が少なくなってしまった。特に都心部では、自分でカブトムシを捕まえるなんてコトは、すっかり難儀になってしまい、カブトムシはペットショップやデパートなどで販売される存在になってしまった。それと共にカブトムシ人気にも陰りが見え始め、子供達の関心は他の物に移ってしまったかのように見えた。
ところが、先頃のアーケードゲーム「虫キング」の大ブレイクにも助けられてか、カブトムシやクワガタが再び子供達の人気を集め始めた。
しかも、近ごろではカブトムシに熱狂しているのは子供だけではないらしい。大人の間にもこの小さな生き物に心奪われる者が続出。中には本格的なブリーダーになる人もいるのだとか。
おいらにとっては、これ程近くでカブトムシを観察できる機会というのは、初めてだったんだけれども、カブトムシくん達を見ていたら、なんで多くの人達がカブトムシにハマッてしまうのか、ほんのちびっと分かるような気がした。カブトムシくん達は、今流行りの目が離れた「離れ系」の顔をしており、この顔が中々愛嬌があるではないか。それに、夜ともなると、思っていた以上に結構動き回るのねん。夜行性だってコトは知ってたけど、あんなに動くもんだとは思わなかったなああ。
昨日はカブトムシくん達に、ゼリー状のカブトムシのエサを与えてから眠りに付いた。そしたら、ウチの猫のヤツが、夜の間にカブトムシくん達にちょっかいを出したらしく、かわいそうにカブトムシくん達は朝にはぐったりしていた...。
おいら、イタズラ猫にうんと説教してやったけど、何しろ猫だから、言うコト聞くとは思えない。なので、カブトムシくん達をおいらの部屋にお引っ越しさせた。ココなら安心だ。心配しなくてイイど、小っさいの。ココには扉があるかんな、あの猫のヤツも入って来れないのねん。アイツは自力で扉を開けるコトができないんだかんな。安心しなはれ。
あおむし
今年の夏の甲子園、全国高校野球選手権大会は、西東京代表の早稲田実業高校が27度目の出場で初めての優勝を成し遂げた。
史上2校目となる3連覇がかかった、南北海道代表の駒大苫小牧高校との、延べ24イニングにも及ぶ熱戦を制しての勝利だった。
昨日行われた決勝戦は、1点を争う白熱の投手戦になった。早実のエース、斉藤佑樹投手が素晴らしいピッチングを披露すれば、対する駒大苫小牧の田中将大投手も気迫のこもった投球でこれに応戦。両校共に1点を獲得するも決着が付かず、15イニングに渡る延長の末大会規定により1-1の引き分けとなり、勝敗の行方は37年ぶりとなる今日の決勝再試合に持ち込まれた。
高校野球と言えば、日本の夏の大きな楽しみの1つだ。毎年、春と夏の年2回開かれる高校球児の熱戦の場でもあるが、何と言ってもやはり夏の大会の方が盛り上がる。プロ野球チーム、阪神タイガーズのホームグラウンドとしても知られる、兵庫県西宮市にある甲子園球場で開かれる。全国の高校球児にとっては、この甲子園での優勝が憧れとなる、夢の舞台なのだ。
そして今日、新たな優勝校が誕生した。
両チームとも力の限りを尽くし、歴史に残る素晴らしい試合をしたのではないか、とおいらは思う。
きっと、胃ガンのために胃の摘出手術を受け、現在療養中の日本が世界に誇るホームラン王、王貞治さんにとっても最高のプレゼントになったんではないだろうか。王さんも早稲田実業の出身だけれど、甲子園では優勝できなかったからなあああ。
素晴らしい試合を見せてくれた両校の選手に、お礼を言いたい。そして、駒大苫小牧の選手や関係者の皆さんには、どうか自信を持って胸を張って頂きたい、と伝えたい。結果には満足していらっしゃらないかもしれないが、素晴らしい試合であったコトは確かだし、あなた方の内1人でも欠けたら、これ程素晴らしい試合にはなっていなかったと思う。どうか落ち込むこと無く、むしろこんな素晴らしい野球が出来たことを、誇りに思って頂きたい。それから、両チームの選手のみなさん、ありがとう。おいら、みなさんに希望、信じる心、元気、それに勇気をちびっとずつ、もらったゾ。お陰で明日からも、世間の荒波をどうにか渡って行けるような気がするのねん。
いやあああ、ほんとにイイ試合だった。でも、最後の閉会式でのエライさんの挨拶は、ちと長過ぎて蛇足だったと思うケド(同じコト何度も繰り返して言うし、カミカミだったし...)。英語にはこんな諺もあるからね。Speech is silver, silence is golden.(雄弁は銀、沈黙は金)ってね。
あおむし
ロシアの警備艇の銃撃を受けて、日本人の漁師が死亡したというニュースを最初に聞いてから、既に1週間近くが過ぎようとしている。
8月16日、北海道の根室沖に位置する貝殻島付近ロシアの管理する海域で、日本のカニ捕り漁船第31吉進丸が、ロシア側警備艇の銃撃を受けてだ捕された。この事件で、4人の乗り組み員の内1人が死亡し、残る3人は身柄を拘束され現在も国後島に拘留されている。
銃撃で亡くなった盛田光広さん(35)の遺体は、8月19日の午後になってようやく巡視船「さろま」によって、根室港に戻ることが出来たが、吉進丸の船長である坂下登さん(59)を含む残る3人の乗り組み員、カワムラアキヨシさん(29)とカミヤハルキさん(25)は、現在もまだロシア当局に拘束されたままである。
拘束されている乗り組み員達は、ユジノサハリンスクの検察による尋問を受けているようで、日本の外務省の要請とは裏腹に、今の所ロシア当局は彼等3人の身柄を拘束し続けていて、未だ解放に応じる構えを見せていない。
情報筋によると、ロシアの国境警備艇は8月16日の早朝、歯舞群島に属する貝殻島付近で、辺りがまだ暗い中無灯火の日本のカニ捕り漁船を発見。警備隊員がゴムボートで近付こうとすると吉進丸は逃げようとしたため、英語で止まるように指示し、緑色の警告弾を6発発射したとされている。ところが、警備隊の制止と警告を無視して漁船が更に逃走を続けたため、更なる警告のために隊員がカラシリニコフ自動小銃から2発の銃弾を発射したが、漁船や乗り組み員を傷つける意図はなかったことが明らかになった。
ロシア政府は、漁船の乗り組み員の1人が頭部に銃弾を受け後に死亡したことについて、当時は海が荒れていて、漁船の動きが予測不可能だった、などと説明している。また、ロシアの国境近辺における密漁者に対する警備が最近特に強化されたことに触れ、銃撃にあった際、亡くなった盛田さんが捕獲したカニを海に投げ込んでいた、と発表した。
ところで、この事件をタダの不運な事故として片付けてしまってもイイもんだろうか?
もし本当にタダの偶発的な事故であったとしたら、なぜ生存している残りの3人の乗り組み員達は、身柄を拘束されたまま、事件から既に1週間も経った今も、未だに解放してもらえないのだろうか?
カニ捕り漁船は、本当に密漁をしていたのだろうか?もし、してなかったとしたら...。
続きは明日。
あおむし
日本の漁船がロシアの国境警備艇にだ捕された頃は、まだ夜明け前で辺りは暗かったハズである。なのに、なぜ彼等は無灯火で操業していたのだろうか?それとも実際は無灯火ではなかったのか?
分からないままになっているコトが沢山ある。
2000年にロシアのプーチン大統領が訪日した時に、正式な文書の調印という形ではなく非公式ではあったけれども、両国間で「双方がだ捕の際に銃撃をしない」というコトで、合意に至っているハズではなかったのか。この2000年の合意以後、ロシア国境警備庁は20隻以上の日本漁船をだ捕しているが、今回の吉進丸の事件が起こるまで銃撃どころか、威嚇射撃すら1隻も受けてはいない。というコトは、この2000年の合意がロシア側でも効力を持ったものとして受け止められ、これまで守られて来たというコトではないだろうか。
だとしたら、今回の事件は深刻な国際問題なんぢゃないの、え?
日本はロシアに対して、もっと積極的なアクションを取るべきではないの?だって、国と国同士でお互いに了承していたハズの約束が破られて、人が1人亡くなっているのヨ、ねえ。日本は一体何をやっているのヨ、え!?
まあ、仮に吉進丸が本当に密漁をしていたとしよう。だからって、アンタ、それが両国間の国際的な合意を無視して、銃撃によって乗り組み員を死に至らしめてイイという理由にはならんだろうが。例えそれが偶発的な事故によるものだったとしても、だ。
とは言え、ロシアが北方領土近辺の海域において、密漁者に対する取り締まりを厳しくしたコト自体は、分からんではない。以前新聞で、ロシア政府の許可を得ていないロシア漁船らによる密漁が、旧ソビエト連邦崩壊後に激増し、そうした密漁船の背景にはカニなどの漁獲物の密貿易という問題が関わっているという記事を、おいら、読んだ事がある。
記事には、ロシアでは普段あまりカニを食べないが、日本人はカニを食す習慣があるため、密漁によって捕られたカニが密貿易ルートに乗り、それらが正規の輸出額での取り引きに比べ、数倍以上の額の外貨と取り引きされている、と確かそう書いてあったと思う。
また、ロシア当局は密漁船の取り締まりにおける、日本の海上保安庁の協力体制が不十分であることにも、きっと不満を抱いているに違いない。確かに、そう思われるのも仕方ない面もある。
しかし、どんな理由があるにせよ、ロシアの警備艇が丸腰の日本人の民間人を銃撃し死なせてしまった、という事実が消えるわけではない。この事件で亡くなった盛田さんの残された遺族に対して、誠意のある謝罪の言葉を少しは聞かせてもらえるコトを、おいらは願っている。外交的あるいは政治的な意味ではなく、人としての対応があってしかるべきだと思う。
一方日本には、もう少しロシアに対して強く抗議するとか、領海侵犯に関わる国内法を整備する(現在の日本には領海侵犯に関する国内法が存在しないらしい)といった、より具体的な行動を起こしていただきたい、と思う。今後ロシアとの間に対等な協力関係を築き、こんな悲劇を2度と繰り返さないためにも、そう願う。
そんでもって、夏の高校野球の余韻をひきずって大騒ぎをするのは、もうイイ加減やめた方がよくないか?そりゃ、まあ、あの決勝戦は素晴らしい試合だったとおいらも思うけど、高校野球はもう閉幕したワケだし、もうボツボツ現実の問題に目を向けてもイイんではないの?だって、おいら達が食べるカニを捕るために、人が亡くなっているんだから...。
あおむし
深刻な事件について書いた直後に私事で恐縮なんだけれども、おいら、テヴァのスポーツサンダルを購入したのねん。買おうか買うまいか散々迷っていたのだが、遂に心を決めたのヨ。
前から値段も機能も満足できるあまり高くないスポーツサンダルを探してはいたのだけれども、おいらの希望通りのモノは中々見つからなかったのヨ。こないだ1ヶ月位前にアメ横に行った時、最もイメージに近いモノがテヴァのスポーツサンダルであるコトを発見した。でも、テヴァというブランドをその時まで聞いたコトもなく、どんなブランドだかサッパリ知らなかったし、サンダルごときに2、980円も払う気になれなかったおいらは、その時は購入しなかったのヨ。
店員のおにいちゃんが対応してくれて、サイズを見繕ってくれたりなんぞしてくれたのだけれども、「もちっと安くならんのか」とおいらが尋ねると、「1円もまけられません」てなコトをおにいちゃんが言うモンだから、おいらは「1、980円だったら買うのになああああ」と捨て台詞を残して店を後にしたのだった。
だって、適正価格ぢゃなかったんだもん...ま、そん時は、そう思ったのヨ。
でも、おいら、間違ってました。店員のおにいちゃん、ごみんなさい。
後で、全く知らなかったテヴァというブランドについてググッて調べてみたら、テヴァのスポーツサンダルの価格として2、980円は決して高くない、というコトが分かったのヨ。それどころか、むしろ激安価格だったのねん...。
マヌケさ加減をさらしてしまった後だけに、すぐにその店にサンダルを買いに行くコトを躊躇しつつ、やっぱり素直に2、980円払ってあのサンダル買った方がイイかなああ、それとももっと値段の安い同等品を探した方がイイだろうか、なんぞと意気地のなおいらがウジウジやっている内に、すっかり日が経ってしまっていた。
1ヶ月がかりで、ようやくフン切りを付けて1足買って来た。
早速履いてみたけど、フィット感はあまり良くない。そりゃ、まあ一番安いモデルを買ったからかもしれないのねん。でも、クッション性は調度イイ具合で中々快適。そんでもって、サンダルには何やら英語で書かれたタグが2枚くっついていたんだけれども、1枚にはテヴァの紹介みたいなコトが書いてあって、もう1枚には、このサンダルは「イヤなニオイの元となるバクテリアや菌類の繁殖を防ぐため、亜鉛をベースにした新しいテクノロジーを採用しています(訳)」とあり、更に「サンダルそのものが持つ防臭効果は、洗ったり時間が経過したことによって落ちるものではなく、サンダルがその寿命をまっとうするまで、効果が持続します(訳)」てなコトが書いてあった。
ほほおおおお、こりゃいいワ。何年か前、スポーツタイプのサンダルを1、000円で買ったけど、1回目に履いた時から何やらイヤ〜なオイニがして、「サンダルがその寿命をまっとうするまで」そのオイニが「落ちなかった」のねん...。
あおむし
冥王星の降格が公式に決定し、もはや惑星ではなくなってしまった。
国際天文学連合(IAU)は昨日、8月24日に開かれた総会で惑星の定義を決める投票を行った。その結果、冥王星は今までの惑星としての地位から転落することとなってしまったのねん。
このIAUの定義によれば、惑星は「太陽の周囲の軌道を公転し」、「自身の重力により球状を形成し」、「自身の軌道近くに他の天体(衛星を除く)がない天体」というコトになるらしい。冥王星は、はじめの2つの条件は満たしているが、衛星ではないものの「自身の軌道近くに他の天体が」残っており、3つ目の条件には当てはまらない。
IAUのこの定義に照らし合わせると、冥王星は他にも幾つかある矮惑星(わいわくせい)っちゅうモノになるんだそうで、これは正式な惑星とは別なモノなんだそうだ。
ってコトは、これで我々の住む太陽系には水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つの惑星しかなくなった、というコトですな。なので、惑星の配列を覚える新しい覚え方ができるかもしれないのねん...。
日本の子供達は惑星の配列を覚える場合は大抵、それぞれの惑星の名前の最初に付く漢字1文字ずつをつなげて、「水(すい)、金(きん)、地(ち)、火(か)、木(もく)、土(ど)、天(てん)、海(かい)、冥(めい)」と覚える。おいらも、最初はきっとこういう風な正しい覚え方を習ったハズなんだけれども、「土(ど)」の後がいつも「土、天(どってん)ころりん」に変わってしまって、その先までちゃんと言えた試しがない...。ので、冥王星が惑星ではなくなってしまっても、おいらにとってはあまり関係のないハナシだったかもしれない。
一方、英語では次のような文章を使って、惑星の配列を覚えるのが一般的で、各単語の頭文字がそれぞれ惑星の頭文字、すなわちMercury(水星)のM、Venus(金星)のV、Earth(地球)のE、Mars(火星)のM、Jupiter(木星)のJ、Saturn(土星)のS、Uranus(天王星)のU、Neptune(海王星)のNとPluto(冥王星)のPを表している。
My Very Educated Mother Just Served Us Nine Pies/学のある私の母がたった今私達にパイを9つ出してくれた
My Very Eager Mother Just Showed Us Nine Planets/教育熱心な私の母がたった今9つの惑星を教えてくれた
My Very Earnest Mother Just Served Us Nine Pizzas/まじめな私の母がたった今9枚のピザを出してくれた
中にはこんなモノも...。
Most Voters Earn Money Just Showing Up Near Polls/殆どの有権者は投票所に行くだけでお金を稼ぐ(実にアメリカらしいですなああ)
My Very Erotic Mate Joyfully Satisfies Unusual Needs Passionately/とってもヤラシイ私の連れ合いは普段はしないようなプレイにも喜んで情熱的に応じてくれる(!!)
英語で惑星の配列を覚えるのに、おいらも一番最初の文章を覚えさせられた記憶があるけど、おいら、この「投票バージョン」好きだなああ。一番最後の文章のようなヒワイな覚え方があるとは、インターネットで調べてみるまで知らなかったけど、こんな覚え方を知ってたら惑星の配列はきっと完璧に覚えられていた、と思うゾ。
ところで、これらの文章に出て来る最後の「P」の単語の部分は、今後どうなってしまうのだろう...。
気になって夜も眠れないおいらでした。
あおむし
遅い夏休みを取る方のために、グアムに関する情報をもう1つ。
おいらがグアムに行った時、サザン・コンフォート牧場の近くで見た素晴らしい景色の他に、も1つ気に入ったモノがあった。それは食べ物だ。
おいらも、も少し若い頃はアメリカ食が大好きだったんだけれども、年のせいで味覚が変わってしまったのか、1ヶ月近い滞在期間の1週間目の終わりには、ボリュームたっぷりのアメリカ食にすっかり嫌気がさしてしまった。
どこかイイ店はないものかと、レストランの集まる島の中心部をさまよってはみたものの、おいらの希望にかなう店をみつけるのは日本にいても中々難儀な作業で、ましてや海外でそんな店をみつけるなんて、不可能に限り無く近いんではなかろうか、などと半ば諦めていた。
でも、そんな時においら、鶴屋カフェを発見してしまったのねん!
鶴屋カフェというのは、テイクアウトもできる小っちゃな日本食のお店で、アウトリガー・グアム・リゾートの隣にある、てっぺんにSouth Plazaって看板(?)ののっかった、ショッピング・ビルの中にある。
特別どうというコトもない普通のお店なんだけれども、日本食を含めてアッサリ味の家庭的な料理を、良心的な価格で提供してくれる。まさしく、おいらが探し求めていた店なのねん。
例えば、ビーフステーキセットにビール(紙コップに入ってるんだけどね、アサヒスーパードライ...)が$10.00、刺身定食が同じく$10.00、寿司定食と鰻定食がそれぞれ$12.00、そんでもって、焼肉丼とマグロ丼がそれぞれ$8.00なのねん。って、別に良心的な価格でもないぢゃん、て思われるかもしれないが、喜ぶのはココからなのヨ。
親子丼は味噌汁、お新香、麦茶付きで$6.50で、おそらく他の丼ものも味噌汁、お新香、麦茶付きなんではないかと思うゾ。飲み物は、コーラ、ダイエット・コーラ、スプライト、アイス・レモンティー、オレンジジュース、それからルートビアが$1.50でナント飲み放題(サイゼリアのドリンクバー並みですなああ)。食べ物は、白いご飯またはチャーハンにおかずが1品選べて$3.99。
おかず2品の場合は、$1.00上乗せして$4.99払うと、おかず2品と白いご飯またはチャーハン、それに小っちゃなサラダとカップスープが付いて来るのねん。更に、おかずを3品にしたいという欲張りサンには、おかず3品、白いご飯またはチャーハン、サラダ、スープでナ、ナ、ナント、$5.99なのねんっっ!!日本で食べるヘタな1食分より安いではないか...。
まだあるど。鶴屋カフェなら、パンケーキもしくはトーストにソーセージとフルーツ、更に飲み放題のコーヒーが付いた朝食セットが$4.99、和朝食セットなら$6.50なのだっっ。おいら、ホテルロードを100回位行ったり来たりしたけど、全てのモノの値段が観光地価格のグアムの中心街で、コレより安い朝ごはんは、他に見た記憶がないゾ。
値段が安いから味が心配という方、心配御無用でゴザル。ハッキリ言って美味しいゾ。親子丼の卵の加減なんか素晴らしかったし、日本でお店を出しても十分やって行けるんではないかと思う、おいらはね。鶴屋カフェの料理は全般的にアッサリした味付けで、アメリカ食に慣れていない日本人、特に年配の方々の好みには、ピッタリなんではなかろうか。それに、オーナー兼調理を担当していらっしゃる方が日本人なので、言葉が通じないのでは?という心配もしなくてイイのが嬉しいのねん。
興味わいて来ましたかナ?いっぺん行ってみたい、という方のために鶴屋カフェの場所を説明しておこう。タモン地区のサン・ビトレス通り沿いにあるアウトリガー・グアム・リゾートの隣に、てっぺんにSouth Plazaって看板(?)ののっかった、ショッピング・ビルを見つけてほちいのねん。そのショッピング・ビルの2階には小っちゃなフード・コートがある。フード・コートに通じる通路の角にはも1つ別の日本料理店がある(コチラはお値段がグッと高め)ので、角を曲がってお値段高めの日本料理店の前は素通りし、フード・コート内にあるお店の案内板を左手に見ながら、そのまま通路を突き進むのねん。途中で他の店の店員サン達が声をかけて来るのはほぼ必至なんだけれども、敢えて聞こえないフリをしつつ真直ぐ奥まで進むと、一番奥の突き当たりに鶴屋カフェがあるのねん。
おいらが行ったのは、もう3年位前のコトだけど多分まだちゃんとあると思う。とりあえず、毎年送っているクリスマス・カードが戻って来てないトコロを見ると、多分大丈夫だろ。もし、最近どなたか鶴屋カフェに行った方がいたら、是非近況なんぞを教えて頂きたいのねん...。
あおむし
先日、用をたそうと思ってトイレに入ったのに、おおむね3秒後、なぜかシャツのボタンを外している自分に気が付いた...。一体、何をやっているのヨ、おいら。
トイレから部屋に戻って来たら、窓の外で蜩(ひぐらし)が鳴いていた。こんな都会で蜩(ひぐらし)の声を聞こうとは思いもよらぬコトで、正直ちびっと驚いた。
蜩(ひぐらし)(英名はevening cicadaで、直訳すると「夕方のセミ」ですかナ)は、「日を暮れさせるもの」という意味なんだそうだ。
なんでこんな名前が付いたのかというと、ヤツらは夕方の日暮れ時や夜明け時などの薄明かりの時にしか鳴かないからなんだと。彼らは、夏の間姿は見えなくてもイヤッて程聞こえるあのセミの一種なんだけれども、同じ仲間でもセミよりもずっと美しい声で鳴く(と思ってるのはおいらだけぢゃないだろ)。
たいていは、涼しいスギやヒノキの林の中に暮らしていて、6月の終わり頃から9月の中旬位まで、彼らの鳴き声を聞くコトができると言われている。日本以外の他の国にもいるのかどうかは、おいらにはちょっと分からないのねん。それにしても、こんな都会で聞こえるなんて、めったにないコトなんではなかろうか...。
そう、そう、蜩(ひぐらし)は、甲高い声で「カナ、カナ、カナ、カナ...」と鳴くことから、日本ではカナカナゼミとしても知られているんだって(って、こっちの方が有名だったりして)。
日本人は一般的に、自然界にある様々なモノに対して、独特の感性を持っていると言われてるんだけれども、虫の作り出す音もその例外ではないみたいなのねん。我々日本人は、虫の作り出す音を「虫の声」と認識し、何種類もの「声」を聞き分けるコトができるんですなあああ。しかも、この「虫の声」に音楽のような美しさを感じ取るあたりは、日本人ならではの美的感覚と言ってもイイんではなかろうか。
欧米の方々にとっては、「虫の声」はどれも全部同じに聞こえるばかりか、ウルサイ雑音という風に感じられる、という話を以前聞いたコトがあるけど、本当のトコロはどうなんだろう?
気になるのねん。
あおむし
日本のテレビドラマ「光とともに」の再放送が、どうやら今日から始まったようなのねん。
自信はないけど、最初にこのドラマを見たのは去年か、もしかしたら一昨年のコトだったんではなかろうか。1度目に見た時にあまりにも気に入ってしまったため、今日たまたまテレビをつけて偶然再放送のオープニングを見てしまったら、テレビから離れられなくなってしまった。たはは。
物語は、光(ひかる)という名前の自閉症の少年と彼の母親を中心に、周囲の人達とのエピソードを絡めて、光(ひかる)が自閉症と診断されてから、それを乗り越えて成長して行く少年と家族や周囲の人々を描いた、感動スペクタクル(?)なのねん。このドラマ自体はフィクションなんだけれども、大江健三郎氏と自閉症という障害を持つ彼の息子、光さんの実話が元になっている、てなコトをどこかで見聞きしたような...気がする。
おいら学生の頃、自閉症の子供達としばし一緒に過ごす機会があったんだけれども、このドラマを見るとその時の子供達のコトを思い出すのヨね。彼らが、おいらに分けてくれた、とってもやさしい時間を。
自閉症の人達はたいてい、自分と他の人との間に人間関係を築くコトができない。それは、彼らが認識障害というものを持っているからだと言われているけど、そうした障害の原因なんかも実はまだ詳しく分かっていない。また、彼らの多くは他者とのコミュニケーションを取るのが非常に難しく、我々の暮らしている人間関係のネットワークから切り離された、1人だけの世界に住んでいるようなモノらしい。
でも、一緒にいてよおおおく見ていると、彼らは実に平和で穏やかな生き方をしている人達だ、というコトに、おいらは気が付いたのヨ。そりゃ、まあ、時々はパニックを起こして、ちびっと暴れん坊将軍になるコトもあるんだけれども、でもそれは、他の人達を傷つけるために暴れているのではなくて、タダ混乱してしまっただけなのだ。おいら、ほんのちょびっつ、あの子らの気持ちが分かったような気がしたなあああ。だって、おいらも混乱したり、落ち込んだり、物事うまく行かない時には、スグ癇癪(かんしゃく)を起こして暴れたりするもの。
また、彼らにはある種の特別な感覚のようなモノがあるんではないか、というコトにも気が付いた。特に、おいら達の目には見えないようなモノを感じる特別な感性みたいなモノを持っているようで、中には記憶力や計算に非常に優れた能力を発揮する子や、絵を描く才能や、音楽の才能に素晴らしく秀でた子もいるのヨ。彼らは、普段おいら達が縛られているルールなんて、まるで無視して生きているようなんだけれども、それでいて何か不思議な秩序のなかで生きてるような...おいらはイイ書き手ぢゃないから上手く言葉で表現できないけど、とにかく、彼らにはおいらの心の中を、なんだか温かくしてくれるような、不思議な力があるのねん。いやあああ、あの時は、素晴らしい一生モンの経験をさせてもらったと思うゾ。
このドラマが1回目に放送された後、自閉症児に対する世間の見方が少し変わって来た、てな話をどこかで聞いた気がするけど、今回の再放送で更に状況が好転するコトを、おいらは願っている。そんでもって、ついでに、普段周りの人達のコトを全く気にかけようとしないような人にも、少し立ち止まって考えるきっかけになってくれたらイイなああああと思うのねん。
あおむし
テレビドラマ「光とともに」に関連して、おいらが学制時代に出会った自閉症の少年Yについて、書いてみようかと思う。
おいらがY君に出会ったのは、自閉症児のための施設だった。
自閉症という障害を持つ人達は一般に、ある特定の物事に対して強い「こだわり」を持つという傾向がある。それは、シャツのボタンを首までぴっちり留めたりだとか、毎日同じ店で決まって同じものを買うだとかいった、おいら達から見れば些細なことが殆どなのねん。でも、こうした「こだわり」を持っているコトをしないと、彼らは次の行動にスムーズに移れなかったりするのヨ。
Y君にとっての「こだわり」は、挨拶だった。
Y君は挨拶に強い「こだわり」を持っていて、挨拶をしてからでないとスムーズに次の行動に移るコトができなかった。彼は、施設内にある畑などで農作業なんかを担当していたのだけれども、毎朝「おはようございます」を言わないと、その日の作業が始められなかったのヨ。
つづく...
あおむし
挨拶をするコト自体は、とっても礼儀正しくて結構なコトなんだけれども、問題はY君がこの「おはようございます」を自分のタイミングやペースで言わねばならん、というコトだったのヨね。時々、ものすんごく唐突にでっかい声で「おは..おは..おはよう..」なんて始めるモンだから、みんなビックリさせられたモンですわ。しかも、「おは..おは..おはよう..ござい...ま.....」てな感じで、想定外の間隔が開いたりなんかして、言い終わるまでに少々時間がかかるコトもしばしばだったのねん。
そんでもって時々このY君の挨拶が、最後の「す」までたどり着けずに「ま」の辺りで止まってしまったりするのヨ。その間彼が言い終わるまで、おいら達はただジッとその場に立って待ってるのねん...。
つづく...
あおむし
いやああ、スゴイですナ。待っている人達もスゴイけど、その人たちをもって待たしめるY君は、もっとスゴイ気がする。
けれども、そんなY君でも時には自力で挨拶を言い終えることができないコトもある。
何故だか理由は分からないけど、途中で止まってしまって(フリーズか?)最後の「す」までたどり着けなかったりするのねん。
では、もし挨拶を最後まで言えないと、Y君はどうなってしまうのだろうか?
つづく...
あおむし