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日本食ファイル1

天丼(てんどん)

Tendon
  • 料理名 : 天丼(てんどん)
  • : 甘辛醤油味(あまからしょうゆあじ)+ 天麩羅(てんぷら)の具材(ぐざい)の味 + ご飯の味
  • 材料 : 野菜, 魚介類, 小麦粉, 卵, 植物油, 米, 醤油味(しょうゆあじ)ベースのタレ
  • 調理法 : 揚(あ)げ物
  • 値段 : 600円前後 - 1500円位

天丼(てんどん)とは、タレに潜(くぐ)らせた天麩羅(てんぷら)をご飯の上に乗せた、「丼(どんぶり)もの」と呼ばれる日本食の一種です。「丼(どんぶり)もの」とは、通常炊いたご飯の上に様々なタネを乗せ、深さのある丼(どんぶり)と呼ばれる器で出される料理のことを言います。

16世紀に、ポルトガル人によって初めて日本に紹介されたとされる天麩羅(てんぷら)は、イタリア料理のフリット・ミスト(日本語に訳すと「ミックス・フライ」)に似た揚(あ)げ物の料理です。 その材料にはナス、サツマイモ、しし唐などの野菜や白身魚、イカ、エビ等の魚介類といった、様々な食材が使われます。これらの具材に、小麦粉に卵を加えて水で溶いた衣を付け、植物油で揚(あ)げたものが天麩羅(てんぷら)です。

揚げ立て熱々の天麩羅(てんぷら)を、醤油(しょうゆ)ベースの甘辛(あまから)のタレに潜(くぐ)らせて、丼(どんぶり)に盛られたコレまた熱々のご飯の上に乗せて出されるのが、日本で最も人気のある丼(どんぶり)ものの1つ、天丼(てんどん)なんです。