日本の宿泊施設

日本の宿

日本には様々なタイプの宿泊施設があります。ここではその幾つかについての簡単な説明とおおまかな価格帯を紹介します。

宿泊料金は、季節やその他の理由によって異なる場合があり、祭日は極端に高くなる事もあります(クリスマス時期、年末年始や五月の始めにあるゴールデンウィークなど)。ですが、中級から高級ホテルでよく行われるキャンペーンプランや特別割り引きなどで、思いのほか安くなることもあります。

ただし、宿泊料金は予告なく変更されることがありますので、詳しい情報については各ホテルまたはご利用の旅行代理店にお問い合わせ下さい。

注意:東京都では2002年10月1日から宿泊税が導入されました。これに伴って、都内にある宿泊費が1万円以上の宿泊施設では、宿泊税を支払わなければなりません(1万円から1万4999円までの宿泊料金に対して100円、1万5千円以上の宿泊料金に対しては200円)。

宿泊客は、この宿泊税の他にも5%の消費税を課せられます。また、日本には基本的にチップを渡すという習慣がないために、高級ホテルではこれらの税金の他に、10から15%のサービス料が加算されます。

洋風の宿泊施設(ホテル)

西洋式の設備(トイレも含めて)とサービスを備えた宿泊施設です。料金は6000円前後から2万5000円以上と様々です。

高級ホテル

(一泊一室2万円以上から)

今さら言うまでもなく、質の高いサービスと豪華な客室がこのタイプのホテルのセールスポイントです。それゆえに、宿泊料金は非常に高くなることがあります。それを払うだけの経済的余裕のある方なら、とても快適に過ごすことができるでしょう。

日本では最近(と言っても、15年位前からだと思いますが)、ロマンチックな一夜を過ごしたいと願う若いカップル達の間で、クリスマス・イブにこうしたゴージャスなホテルに泊るのが、ちょっとしたブームになっているせいか、クリスマス前後は予約が取れにくくなる傾向があるようです。

英語、その他幾つかの言語でのサービスが利用できます。

中級ホテル

(一泊一室1万円から2万円)

高級ホテルよりも幾らか宿泊料金の安いホテルです。値段は高級ホテルより安くて、必要十分なサービスを受る事ができます。部屋は豪華なホテルに比べると小さいかもしれませんが、清潔で安全です。私の個人的な意見を言わせて頂けるなら、この手のホテルは快適でしかも値段も良心的で、外国人でも色々な意味で安心して泊れるのではないか、と思います。

殆どの施設で英語のサービスを利用することができます。

ビジネスホテル

(一泊一室5000円から1万円)

格安な料金で(安い所だと3000円台で泊れる所もあるようです、ってその分サービスの質は落ちる可能性は高いですが)立地の良い小さな部屋を提供してくれます。

このタイプのホテルでは、サービスの部分を省いてその分を料金に反映させているため、あまりサービスに期待はできませんが、宿泊料金の安さは認めざるを得ません。そういう意味では、宿泊代にあまり予算をかけたく無い人には、うってつけと言えるかもしれません。

また、この類いのホテルの殆どでファックスや高速回線のインターネットなどの設備が整っていて、全国的に出張などのビジネスでの宿泊によく使われます。(だから「ビジネス」ホテルって呼ばれるのでしょうケド)

一部英語のサービスを利用できる所もあります。

ユースホステル

(一泊1人3000円前後から2食付きで4500円前後)

日本には、北海道から沖縄まで全国に300軒以上ものユースホステルが散らばっています。ユースホステルは、日本では最も料金の安い宿泊施設の一つで簡易宿泊の設備を提供してくれます。システムは欧米にある物とさほど変わりません。ただ、時々お風呂やトイレなどの設備が和式(日本風)の所もあります。

和風の宿泊施設

和風(日本風)の内装を施した、伝統的な日本様式の宿泊施設です。

たいていの場合、部屋の床部分にはタタミが敷き詰められていて、室内にベッドはありません。夕食後に仲居さん(ルームメイド)がタタミの上に敷いてくれる布団で眠り、お風呂に入る時は他のお客さんと共用の大浴場を使います。

このような和風の宿泊施設には、洋風のホテルとは大きな違いが二つあります。一つは、ここでは家具や備品(時としてトイレも)から接客サービスに至るまで、全てが和風だということです。もう一つは、5000円から3万円以上と幅のある宿泊料金には食事代が含まれている(夕食と朝食の2食分)ということです。

外国の方は、日本風のしきたりには馴染みがないため少々戸惑うかもしれませんが、和風の宿に泊るという貴重な体験が、旅をより楽しく、刺激的にしてくれるはずです。試してみる価値はありますよ。

高級旅館

(一泊1人2食付きで3万円以上から)

高級な和風の宿泊施設です。高級旅館と言うだけあって料金は高めですが、その分嬉しい魅力がたくさんあります。

たいていの場合高級旅館には立派な日本庭園がありますし、結構な頻度でお風呂が天然温泉だったりします。温泉につかってゆったりとくつろいだ後に浴衣でのんびりと庭を散歩する、なんて贅沢な時間を味わう事ができます。また、ひとまわりした後には、その土地の特産物や季節の旬の食材を使った、宿の自慢料理に舌鼓を打つ、といった素晴らしいひとときを楽しむ事もできます。

一部英語によるサービスを利用できます。

一般的な旅館

(一泊1人2食付きで1万円から3万円)

一般的な旅館と高級旅館の違いがあるとすると、それは言うまでもなく宿泊料金の違いです。ここでは室内の装飾などもシンプルで高級旅館ほど豪華ではありませんが、十二分に日本らしい雰囲気を味わうことができます。室内はきちんと整えられて清潔感がありますし、しつこいようですが、料金が比較的良心的です。

一部英語によるサービスが利用できます。

民宿

(一泊1人2食付きで1万円以下)

ゲストハウスに似た家族経営などの規模の小さな宿。日本全国どんなな小さな町でも見つけることができて、主に家族で運営されているため、家庭的なあたたかい雰囲気を味わうことができます。小規模な宿泊施設だけに、一流ホテル並みの設備は望めませんが、安い宿泊料金は魅力のひとつです。気兼ねのいらないアットホームな宿を探しているなら、民宿がおすすめです。

その他の宿泊施設

いわゆる「宿泊施設」とは呼べないかもしれませんが、もともと別の目的で作られたり運営されている施設で、とりあえず夜明かしをできる場所があります。ある意味、日本独特で興味深いものもあるので、この場を借りてどんなところか紹介してみたいと思います。

ただし、マンガ喫茶、ファミリーレストラン、カラオケボックスについては深夜の時間帯(午後11時から翌朝4時まで)、それ以外の施設については時間に関係なく、18歳未満の立ち入りが禁止されているので、注意して下さい。

外部の参考リンク

今の季節のオススメ東京観光情報なら
東京メトロ(日本語、英、中、韓、独、伊、西語版あり):http://www.kanko.metro.tokyo.jp/