年中行事

(お)正月とは、その年の最初の月を意味する言葉ですが、日常会話などでは一般的に元日(1月1日)から人日(じんじつ、五節供/ごせっく/の内の1つで1月7日)までのその年の最初の1週間、あるいは場合によっては3ヶ日(1月1日から3日まで)を指して使うことが、多いんではないでしょうか。

日本では毎年2月3日頃に、節分(せつぶん)と呼ばれる行事が全国的に行われます。今月はこの節分(せつぶん)を取り上げようと思います。

3月3日には、雛祭(ひなまつり)と呼ばれる日本の伝統行事が、広く全国を通じて行われます。今月はこの雛祭(ひなまつり)を紹介しようと思います。

花見(はなみ)とは、日本で昔から習慣的に行われている行事で、屋外で桜(さくら)や梅(うめ)の花を鑑賞しながら、春の訪れを楽しむ行事です。ただ殆(ほとん)どの場合、花見(はなみ)と言えば、最近ではメディアに煽(あお)られて春の一大イベントと化している、桜の下での(大)宴会を指すと言ってもいいんではないかと思います。

5月5日は「こどもの日」と呼ばれる祝日ですが、古くから日本ではこの日に端午の節供(たんごのせっく)という行事を行って来ました。日本には、古くから儀式や行事を行うための特別な日として、節供(せっく)という日があります。節供(せっく)の日は1年に5日間あり、それらをまとめて五節供(ごせっく)と呼びます。でもって、その中の1つが端午の節供(たんごのせっく)というわけです。

6月には、儀式や行事を行う特別な日はありませんし、祭日もありません。そこで今月は、昔からの日本の風習として今でも残っている、「衣替え」について書きたいと思います。

梅雨から夏にかけてのこの時期は、各地で様々な祭りや催しが増えて来る時期でもありますが、なんと言っても7月に行われれる最大のイベントは、七夕(たなばた)ではないでしょうか。というわけで、今月は七夕(たなばた)を紹介したいと思います。

今月は、日本人にとって年に2回ある一大イベントの内の1つ、お盆について取り上げたいと思います。お盆は、地域によって7月に行う所と8月に行う所がありますが、現代では8月13日〜16日というのが一般的なようなので、ここで紹介することにします。

現在ではあまり実施されなくなってしまいましたが、9月9日は「重陽の節供(ちょうようのせっく)」です。「重九の節供(ちょうくのせっく)」、「菊の節供(きくのせっく)」、「栗の節供(くりのせっく)」、「お九日(おくんち)」とも呼ばれます。幾つもあるその名前の由来と共に、今月はこの行事を紹介しようと思います。

またの名を「(お)月見(つきみ)」あるいは「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」としても知られる十五夜(じゅうごや)は、旧暦(太陽太陰暦)の8月15日の晩に出る月を愛で、楽しむ習慣です。

今月は11月に行われる日本の年中行事、七五三(しちごさん)を紹介してみようと思います。

12月に入り、新年の前の暮れの慌ただしさがやって来ましたね。(と言っても、更新が遅れたためにもう12月も半分過ぎてしまいましたが。)でも新年を迎える前には、私達日本人にとって大切な行事の1つである、大晦日(おおみそか)が控えていますヨね。なので、今月はその大晦日(おおみそか)について書いてみようと思います。